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内容説明
パソコン・携帯電話から、クルマ、テレビなどの家電に至るまで、わたしたちの身のまわりのあらゆる製品のキーデバイスとなっている電子部品や半導体。その精密加工において、世界のトップシェアを独走しているのが、日本の一企業だということを知っているだろうか?実は、あまり知られていないことだが、「世界一」という技術やシェアを持つ日本の中小企業は、ゆうに一〇〇社を超えている。いわば、彼らが止まれば世界が動かなくなってしまうわけだ。そんな小さな大企業六社の強さの秘密に迫ったのが本書。日本人と日本企業が本来持っている可能性に気づかされる一冊である。
目次
はじめに―日本人と日本企業が秘めている大いなる可能性
1章 NASAもインテルも頼りきる、世界一の精密加工技術の秘密―「わたしたちは、売上や利益が上がったことを『成長』とは呼びません…」
2章 従業員十四人の零細企業のものづくりに、世界が絶賛した理由―「日本にはホンモノをつくる技術があるんです…」
3章 世界中のパソコンがスムーズに動くのも、この部品があればこそ!―「この精度を出す技術では、まだまだ中国には負けません…」
4章 “歯車”で日本経済を支える「縁の下の力持ち」―「いいものをつくっても、ただ待っているだけでは売れない。だから…」
5章 人工衛星に宇宙ステーション…世界最高の溶接技術は“ゼロ発想”から―「製品を売るのではない。技術そのものを売るんです…」
6章 世界の食卓を豊かにした画期的製品は、日本的経営のたまもの―「技術革新を生みだす原動力はコミュニケーション力です…」
著者等紹介
前屋毅[マエヤツヨシ]
1954年鹿児島県生まれ。フリージャーナリスト。『週刊ポスト』の経済ライターを経て、独立。企業、経済、政治、社会問題をテーマに、月刊誌、週刊誌、日刊紙などで精力的な執筆を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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