青春新書インテリジェンス
古地図と名所図会で味わう江戸の落語

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413042666
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0276

内容説明

「明烏」「井戸の茶碗」「長屋の花見」「宿屋の富」「大山詣り」「黄金餅」「芝浜」…などなど江戸落語の名作を、古地図や名所図会、浮世絵などをふんだんに用いながら解説。味わいのある語り口で登場人物たちの人情の機微を浮かび上がらせつつ、江戸っ子たちが見ていた“光景”や辿った“ルート”をリアルに再現した超入門書。

目次

序章 背景を知ると落語はもっと楽しくなる(落語の起こりをさかのぼると;寄席の演目は、今以上に多彩;江戸の諸相を伝えてくれる落語の存在;江戸の女性力にも注目)
1 お金は無いなりに毎日を楽しむ―粋な暮らしを堪能する落語(明烏;目黒のさんま;井戸の茶碗;長屋の花見;宿屋の富)
2章 ハプニングもひっくるめて人生を楽しむ―江戸のイベントに触れる落語(大山詣り;黄金餅;宮戸川)
3章 今に残る江戸の町の気配を楽しむ―舞台を知るとさらに面白くなる落語(芝浜;品川心中;百川;王子の狐)

著者等紹介

菅野俊輔[カンノシュンスケ]
早稲田大学政治経済学部卒業。江戸文化研究家。3度の食事より“江戸の咄”が大好きな団塊の世代。現在、東京・八丁堀の早稲田大学エクステンションセンター、竹橋の毎日文化センター、恵比寿の読売・日本テレビ文化センターなどで“江戸を楽しむ講座”の講師を務めながら、講演・著述・テレビ出演などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小心

0
「お大名の種類」や「町人社会のしくみ」などの囲み記事が便利だった。地理に加えて、このあたりの知識があると、より落語を楽しめること請け合い。2014/03/02

コトカナ

0
落語好きの友人に借りて一気に読破(^^)v. 落語にいまいち興味が持てなかった私ですがこの本のおかげで落語の世界に一歩踏み入れたみようとおもいました。2012/09/10

とりぞう

0
地図は確かに役だつけれど、噺の「まとめ」に「そうかあ?」と思うところ多数で残念。2011/06/20

shinya

0
面白くて,一気に読み終わってしまった.2011/05/02

kinoko-no

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古地図と浮世絵などもふんだんに用いて江戸の古典落語を解説。とてもわかりやすい入門書。江戸時代って夏、春・秋、冬と3パターンも時間の見方があったとは。江戸時代はかなり機能的な社会の仕組みであるように感じる。2011/03/22

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