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内容説明
「旧約」と「新約」は何がどう違うのか、聖書におけるイスラエルの位置づけとは…なるほど、これならよくわかる。
目次
聖書とは何か
第1部 旧約聖書(創世記;族長たちの時代;約束の地を目指して;イスラエル王国の興亡;国家分裂とバビロン捕囚)
第2部 新約聖書(イエスの登場;イエスの伝道活動;弟子の時代)
著者等紹介
船本弘毅[フナモトヒロキ]
1934年生まれ。関西学院大学大学院神学研究科修了、ニューヨーク・ユニオン神学大学大学院、スコットランド・セントアンドリュース大学大学院に留学。同大学より博士号(Ph.D.)受領。サムエルラザフォード賞受賞。関西学院大学教授・宗教総主事、東京女子大学学長、東洋英和女学院院長・大学長などを歴任し、現在関西学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
20
意外と血生臭い旧約聖書、Messiahや受難曲の元ネタ新約聖書。2021/10/24
かぴたん
12
恥ずかしながら、聖書のことはほとんど知らなかったので、自粛期間にちょうどいいかなと思い購読。聖書って教義が書いてある書だと思っていたのですが、古事記と似ていて、歴史と物語的要素が強いんですね(古事記とは比べものにならないくらい強く思想に影響を与えてますけど)。読後、大塚国際美術館に行きたくなっちゃいました。早くコロナが収束しますように…2021/02/19
おおにし
12
この前に読んだ本(白取春彦「独学術」)に「聖書を知らないと世界は理解できない」とあったので早速聖書を読んでみた。と言っても聖書をいきなり読むと挫折しそうなので入門書からスタート。地図や図表でわかりやすかったが聖書の物語全体となると壮大で登場人物も多く、この新書一冊を読むだけでも1週間近くかかった。今までほとんど触れることのなかった旧約の世界では、登場人物の名前やエピソードはどこかで聞いたことがあるものが多く、やはり西洋文化の根底に聖書があることを再認識した。いつか聖書を通読してみようと思う。2013/10/31
さこ@灯れ松明の火
9
旧約と新約の違いや天使の階級、誰が何をし何をされたか等、とても解り易く書かれていてタメになった。無知識だった自分にとっては素敵な一冊。また解らない事があったらきっと手に取り読むのだろうなあ2009/11/03
おくてつ
6
宗教のお勉強を挟みます。 一応、高校がミッションスクールなので、聖書を持ってはいましたが、中身を理解したことがないので、その助けに手にした新書。 断片的に知っている話が出てきてそういうことかと理解してみたり、西洋美術で出てくる名前の由来の話を知ってみたり。 改めて、聖書をじっくり読むことはないと思いますが、文化を知るという意味で、頭の整理にはなりました。2017/10/21