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内容説明
松坂獲得に費やした120億円は損か得か?日本球界を飲み込むメジャーリーグの錬金術。
目次
第1章 なぜメジャーリーグは日本人選手を欲しがるのか?
第2章 日本人選手がメジャーリーグを目指す知られざる理由
第3章 メジャーリーグの二軍になった日本プロ野球
第4章 松坂に1億ドルを投資したレッドソックスの皮算用
第5章 メジャーリーグ・ビジネス―球団オーナーたちの錬金術
第6章 赤字でも成り立つメジャー球団経営のカラクリ
第7章 メジャーリーグが欲しがる日本人選手の査定額
著者等紹介
鈴村裕輔[スズムラユウスケ]
1976年、山口県に生まれ、東京都に育つ。野球史研究家、法政大学国際日本学研究所学術研究員。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程および同国際日本学インスティテュート社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。2003年には、大リーグの公式ライセンスサイト『MAJOR.JP』にコラム「いま話題の選手たち」を連載し、2004年にはスカイパーフェクTV!の大リーグ中継解説者を務めた。このほか、各種新聞、雑誌への寄稿記事を定期的に執筆している。アメリカ野球愛好会代表補佐、野球文化學會幹事・編集委員、Society for American Baseball Reserch、National Sports Law Institute各会員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さしとおう
1
◇球団経営の合理性、民主主義ルールの遵守が徹底している。複数年高額年俸が結果的に安くすむこともあるなんて。タイトルの答えは日本人選手はMLBのニーズを満たし、日本球界より好条件を得られるから。2009/10/26
アーキー
0
★★★☆☆ 702016/03/19
スプリント
0
MLBと日本球界の違いが理解できました。企業としてのスタンスが大きく違いますがそれ以上に選手の待遇が異なりますね。本書は2007年に書かれたものですが最終章にMLBに挑戦し成功するであろう選手を取り上げています。実際に挑戦し通用しなかった選手、これから挑戦する選手、MLBに挑戦しなかった選手と6年後の今と比較して読んでみると非常に興味深いです。2013/12/02
Stair512754
0
今読むと若干古く感じますな なんせもう10年近く経ってしまった一冊 何故メジャーの球団は あんなに高額の年棒を選手に払えるのか? 主にテレビ放映権収入と、何よりも 「共存共栄」 「富の分配」 このキーワードを忘れてはいけない そして 「拡大主義」 日本人の好きな「少数精鋭」では世界に通用しないのだろう 別に野球だけの話ではないのだろう あ、あと選手の引退後の収入の話も興味深かった 2016/06/29
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