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内容説明
彼らは何を祈り、そして戦ったのか。命を賭したその生涯と信仰に迫る。
目次
第1章 戦国の名将が信じた神々と仏(武田信玄―軍神・諏訪明神への深い信仰心;上杉謙信―自らを毘沙門天の化身だと信じた天才武将 ほか)
第2章 動乱期の武将とその信仰心(源義朝―鎌倉幕府初代将軍の髷に隠された観音像;平清盛―平家を繁栄させた武将が信じたもの ほか)
第3章 西洋の神を信奉した武将たち(大村純忠―長崎を開港した戦国時代のキリシタン大名;大友宗麟―北九州の覇者が夢見たキリシタンの王国 ほか)
第4章 武将を加護した神仏の霊験(真田幸村―敵を震え上がらせた「真田六文銭」の由来とは;山本勘助―守護神だった三面六臂の菩薩像 ほか)
第5章 自らが神や仏となった傑物たち(徳川家康―天下統一を遂げた戦国大名が望んだ神の姿;菅原道真―“怨霊”から生まれた天神様の無念の生涯 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうへい
2
平清盛や毛利元就、加藤清正といった武将がどれほど神仏への信仰が厚かったかが理解できます。しかし、北条綱成の地黄八幡大菩薩が取り上げられていたのは意外でした。
今日は決算前
1
◯ 武将の略歴もわかり面白い。神社仏閣を参拝しているとそれぞれの縁起に武将が関わっていることも多く、当時は信仰と言うものが切り離すことができないものだったことが良くわかる。この本を読んで色んな神社仏閣に武将舘が関わっていることがわかり、神社仏閣巡りの楽しみの一つにしたい。2019/06/03
maropinkpalace
1
有名な武将が信仰していた神社や寺にまつわるエピソードが紹介されていて面白いです。純粋に信仰していただけでなく政治的思惑があったというのが、とても強かに感じる。2010/10/07