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内容説明
アマテラス岩屋隠れの真相とは、スサノオはなぜ“シラキ”に渡ったのか―神話と史実を繋ぐ迷宮の古代史を追う。
目次
第1の謎 アマテラスはなぜ岩屋に隠れたのか
第2の謎 ヤマタノオロチの正体は何か
第3の謎 オオクニヌシはなぜ出雲大社に祀られているのか
第4の謎 日本神話の星の神はなぜ知られていないのか
第5の謎 サルタヒコはなぜ天孫を案内したのか
第6の謎 天孫はなぜコノハナノサクヤヒメを娶ったのか
第7の謎 ヤマトタケルの正体は誰か
第8の謎 「国譲り」は本当にあったのか
著者等紹介
三浦竜[ミウラリュウ]
1952年、東京浅草生まれ。作家。中央大学卒業後、出版社勤務を経て執筆業に専念。以来、歴史・文化をはじめ博識に裏打ちされた硬軟自在の作風で作家活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
4
記紀神話をもとにして推理する日本神話。岩屋に隠れるの意味で「岩隠る」という古語があったとは知らなかった。さらに本当の意味として「貴人の死」の意味があったことも面白い。そういえば古墳に埋められるのは貴人だもんね。おもろ。2023/08/21
讃壽鐵朗
2
大胆な解釈による本2021/10/01
こぽぞう☆
2
記紀から天皇の祖先が日本列島を支配して行く過程を推理した本。お話としては面白いが、つじつまの合わないところも多数。タカミムスヒについては一考の余地はありそう。2015/11/19
讃壽鐵朗
0
説得力はないが、一応面白い2013/12/13
にゃも
0
記紀の神話に語られた話に秘められた政治的背景の著者なりの推論が展開されている。敗者となりながらも『祟り神』として時の権力者たちに畏れ祀られる存在にとても魅力的を感じる。また天皇の祖とされながらも凄まじい神威であらぶるアマテラスも興味深い。2013/05/30