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内容説明
必要なのは、「正しい日本語」より「通じる日本語」―気持ちの良いコミュニケーションを、言語の本質から考える。
目次
序章 日本語が、通じない!
第1章 頭の中で、「言葉」は何をしているか
第2章 伝わるための、最も重要な二つの「要素」
第3章 「語彙」が多いだけでは、会話に役に立ちません
第4章 「文脈」が握る、言葉のほんとうの「意味」
第5章 じつは、「正しい」日本語なんて、存在しない
第6章 「美しい」日本語を話すために、何が足りないのか
第7章 「察する」からこそ起こる、「通じない」問題
第8章 そんな「文法」では、お話になりません―日本語は膠着語である
第9章 バカの文章は「漢字」が多い
第10章 「話すように書く」から、文章が伝わらない
著者等紹介
田村秀行[タムラヒデユキ]
1952年東京都生まれ、神奈川県在住。代々木ゼミナール講師を経て、フリーの日本語総合講師。ペンネーム大伴茫人(おおとものぼうじん)で古典作家として活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
natsumi*
0
わかりやすかった。2011/10/27
Hisao Chugun
0
絶版になっているのがもったいない本。文章論とか日本語の話し方・書き方といった書籍はたくさん出ているが、そうした類いとは少し違った角度からの指摘があって、ハッとさせられることが多かった。 「語義と語性」への言及は、他書で見たことがなく、意識したこともなかった。無意識に感じていた部分はあったにせよ、効果的に使えてはいなかったはずである。コミュニケーションにおいて不可欠な要素なので、意識して言葉を使っていきたい。また、語彙を増やす目的は、表現力を増すことではなく理解力を上げるためだという指摘も新鮮だった。 2021/04/17
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