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内容説明
「青海波」「観世水」「鰹縞」「亀甲」「唐草」「吹寄」「女郎花」―日本人の美の心が生んだ文様の名に秘められた時代の趨勢。
目次
春の章―爛漫の花景色を映す文様(梅文―江戸で愛された清雅な姿;槍梅文―枝を槍に見立てた工夫 ほか)
夏の章―涼やかさを呼ぶ文様(菖蒲文―平安からの華やかな初夏の彩り;菖蒲革文―単純な美しさに満ちた文 ほか)
秋の章―錦秋を彩る文様(秋草文―桃山時代から伝わる秋の七草;紅葉文―平安貴族の優雅な紅葉狩り ほか)
冬の章―清冽な美しさを描く文様(南天文―歌舞伎『猿若瓢軍記』の衣裳;四君子文―梅、菊、蘭、竹の美しさ ほか)
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
1935年、北海道函館市生まれ。ノンフィクション作家・染織文化研究家。染織文化誌『藍』(青桐社)の編集長を務めて以来、伝統染織の文化史的側面を追い続け、『日本の染織』(全23巻・泰流社)の編著者を務めた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
昼と夜
8
日本史を読み解けるかといえばどうだろう?ってかんじだけど、文様辞典としてはとても優秀。出てくる文様名や作品を本書片手に画像ググりながら読むのが楽しいです。有栖川文可愛い。2016/05/08
昼と夜
4
再読。花喰鳥紋と有栖川紋が可愛い。有栖川紋の帯欲しい。2017/09/23
金監禾重
3
上位互換の本があるだろうな、という感想。巻頭カラーこそ数ページあるものの、雑誌連載なのか(記載見当たらず)、文様名1項目にモノクロの小さなカットが一枚あるだけ。本文で多数の文様バリエーションや実例があげられるのに、見ることはできない。2024/05/28
藍兒堂
0
★★★
藍兒堂
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★★★