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内容説明
地図に現れた赤壁・官渡・五丈原の戦いの全容とは―新たな三国志世界に迫る。
目次
第1章 「三国志」世界ができるまで
第2章 中国史上の転換期
第3章 後退する漢民族
第4章 三国争乱と日本
第5章 豪族支配下の戦闘と国内支配
第6章 劉備の苦悩
第7章 三国対決の時代へ
第8章 地図でみる歴史の分かれ目となった戦い
第9章 「三国志」の主要な登場人物の実像
第10章 三国争乱がもたらしたもの
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。東京大学大学院史学科博士課程修了。現在、明治学院大学教授。日本古代史を中心に日本文化を歴史哲学的視野で扱った研究に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉野ゆうき
2
当時の社会情勢や背景を知るのに良い本だと思いますが”地図で読み解いていない”よね。第8章「地図でみる歴史の分かれ目となった戦い」は倍のページが欲しい。2020/05/17
Hiroki Nishizumi
2
象徴皇帝制がつくられなかった要因がこの時代の混乱にあるとの指摘は興味深かった。三国志そのものは既知の内容が多く、また表題の地図もそれほど詳細ではないのが残念だった。2014/12/04
Mariyudu
0
演義と正史を比較しながら三国志の実像を解説するという体裁はありきたりなのだけど、いったん「劉備物語」から離れて帝政以降の統治形態や地政学的状況をおさらいする前半章は興味深かった。特に、儒教の行き過ぎた権威化が皇帝を外戚・宦官との結託に追いやったという見方は、ポリコレがどーだ反知性がこーだという現在と似てね? 等と思ったり。分量的にちょっと食い足りなかったので倍の紙数でも良かったなーと。2017/04/13
中島直人
0
三国志の時代背景を説明しようとするが、非常に薄い分析にとどまり説得力に欠ける感あり。そもそも、『歴史地図で読み解』いている部分が僅少過ぎてタイトルに全くそぐわない。完全に騙された気分。オンラインで購入すると、こういうことが起こり得る…2013/02/05
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