- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 青春新書インテリジェンス
内容説明
文明開化、社交界、異国情緒…日本各地のモダンな建築物がいまに残す、時代の記憶にふれる。
目次
第1章 東京の洋館(自由学園明日館―都会の中にたたずむ洋風学舎;旧岩崎邸庭園(旧岩崎邸)―イギリス建築の風格がいまも息づく ほか)
第2章 横浜の洋館(横浜開港記念会館―港町のシンボル;神奈川県庁本庁舎―帝冠様式の風格が物語るもの ほか)
第3章 神戸の洋館(旧居留地十五番館―焼失と再生を繰り返したアメリカ風建築;神戸回教寺院(モスレム・モスク)―コーランの響く日本最初のモスク ほか)
第4章 函館の洋館(旧函館区公会堂―社交場としてにぎわった元町のランドマーク;旧北海道庁函館市庁庁舎/函館市写真歴史館―クラシック・リバイバル様式の上品なたたずまい ほか)
第5章 長崎・新潟の洋館(旧香港上海銀行長崎支店記念館―唯一現存する下田菊太郎の作品;野口弥太郎記念美術館(旧長崎英国領事館)―レンガ造りに浮き上がる、時代の記憶 ほか)
著者等紹介
妹尾高裕[セノオタカヒロ]
1958年山口県生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業後、大手ゼネコン設計部、アトリエ系設計事務所を経て、独立。一級建築士として、商業空間を中心に様々な施設の企画・設計・監理に携わり、『歴史的建造物の保存・再利用計画』への参画経験を持つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
10
古い建物の方が趣があると思う。2014/05/21
コーデ21
3
ここ数年、洋館巡りに凝ってるので、本に載ってる東京・横浜の洋館は既に半分ちかく踏破してます♪函館の洋館も旅行中に何箇所か回ったけど…新潟・長崎の洋館も回ってみたいなo(^-^)o 各章の間に入るコラム「建築様式とその歴史」も分かりやすくてためになります。2013/04/03
いちはじめ
1
全国の一般公開している洋館を紹介したガイドブック。僕の郷里の洋館も採り上げられていたので、今度帰省したらいってみようかな。2003/05/09
まさこ
0
洋館を訪ねたくて借りました。 大正・明治時期の日本人の心意気を感じます。 建築をミーハーな感じに楽しめそうです。2016/05/17
rbyawa
0
e226、んー、悪い本でもないと思うんですが、特にこの時代なり建築などに興味があれば回りたいポイントはきちっと押さえてると思いますし、ただ、この本の資料一覧にもあった「建築探偵」などを読んでいるとちょっと物足りないというか、先に読めば良かったかな…。いやでもここから入門ってわけでもないし、本当にガイドブックですね。ちょっと面白かったのが旧安田銀行→ホテルニュー函館とか、トマス・グラバーの関係建物かな、銀行をホテルにしたら確かにちょっと息詰まる気もしないでもないw 選ばれた建物は本当に厳選されていますよね。2014/08/14