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内容説明
絶滅にさらされた動物たちの真の姿を追い続けた著者、迫真のメッセージ。
目次
序章 絶滅動物のいまを探る
第1章 地上から消えた動物たち
第2章 絶滅のメカニズム
第3章 絶滅にさらされた動物たち―絶滅動物候補リスト
第4章 消えゆく日本の野生動物―日本の固有種・珍種
第5章 動物をいかに救うか
終章 地球温暖化と野生動物の絶滅
著者等紹介
加瀬信雄[カセノブオ]
1934年、東京都生まれ。動物カメラマン。立教大学大学院経済学研究科修士課程修了。世界野生生物(自然保護)基金日本委員会を経て、ネパールのキングマヘンドラ財団日本委員会、ビシュヌニケタン大学理学部講師(1995~2000)を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
52
昨今の爆発的な人間の増加、人間の身勝手な開発行為による環境破壊、金儲けの為に動物の迫害、捕獲などによって、絶滅の危機に瀕している動物たちが数多くいる。もうすでに絶滅してしまった生物達は二度と復活復元する事は出来ない。地球は我々人類だけのものではない。無意味な生態系の破壊を慎み、多くの動物と共存してゆくことが、ひいては人類の末永い繁栄につながると思う。この本は、絶滅の危機に瀕している動物たちの生態を追い続けたカメラマンによる迫真のメッセージであり、絶滅の危機さらされた多くの動物たちを救えるかどうかを考える。2011/06/25
む
14
なるべく知りたくなくて遠ざけていた絶滅の話。自然選択で進化を遂げることによってゆるやかに絶滅という形で消えていった生き物がいる反面、人間の都合によって絶滅せざるを得なかった動植物がたくさんいる。美しい動植物を絶滅に追い込んだ私達人間は罪深い。考えると自分が人間であることが悔しくて涙が出てくる。住む場所や食べるものがなければ死んでしまうのは生き物なら当たり前なのに。動物達の美しい毛皮や角や牙を、命を奪ってまで手に入れるなんておかしい。2015/02/04
yamakujira
5
有史以来、自然淘汰だったり自然現象に起因して生物の多くの種は絶滅してきたけれど、中世から人類の作為によって絶滅させられた動物が多いことを伝えて、絶滅が危惧される動物を挙げて人類の責任を問い、ライフスタイルの変化を促して終わる。論旨も展開も聞き飽きたような内容だけれど、2002年刊行なのに環境破壊も温暖化もいまだに解決されない現実を見ると、環境保護の最善策は人類滅亡もしくは人類削減だと思ってしまう。でも、そんな人類を生んだのも自然の配剤なのだとしたら、人類の横暴も「自然」なのだろうか。 (★★★☆☆)2019/11/16
ユーリ
1
近年絶滅した動物の絶滅原因と人類の影響。そしてまさに絶滅しようとしている動物たち。これ読むと人類は地球の癌だなって思ってしまう<(_ _)>2013/12/25
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