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青春新書インテリジェンス
祭りと日本人―信仰と習俗のルーツを探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413040266
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0239

内容説明

祇園・ねぶた・三社祭…伝統行事に興じる日本人の心の源流をたどる旅。

目次

第1章 日本の祭りの源流(日本人の祭り;祭りの決まり事 ほか)
第2章 暮らしの中の祭り(正月祭り;節供と歳時 ほか)
第3章 祭りの起源と信仰(玉を奪い合う勇壮な神事―筥崎宮玉せせり;性を歌いあげる奇祭―飛鳥おんだ祭 ほか)
第4章 日本の祭り案内(十日戎;東大寺二月堂お水取り ほか)

著者等紹介

宇野正人[ウノマサト]
1945年生まれ。江戸川大学社会学部教授。立命館大学日本史学専攻卒業、成城大学大学院日本常民文化専攻修了。日本民俗学専攻。研究分野は日本の祭りと近代日本の宗教史。また日本全国に存在する祭りの悉皆総合調査、そのデータベース化という大規模な調査研究の立案、実施、完成などを手がけた。他方、全国私立大学共通の「情報基礎教育シラバス」作成に従事し、インターネット、マルチメディア分野を担当した。江戸川大学のネットワークEDO‐NETの構築、維持管理、運用に関与し現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もも

3
序盤は面白く読み進めていたが第二章からは教科書的な事例の列挙のみで少々退屈だった。備忘録として心に残った箇所を挙げる。本文19ページ「人知を超えた大いなる存在と交流交歓するには、大変なエネルギーがいる。だから、最もふさわしい特別な日に、特別な場を設けて、集団で想いを一つにして、「祭り」を行って来たのである」大陸からの故事や有名な神社や神を土着の祭りの由来に結びつけて権威化したりと日本は本当に自由だ。2018/10/07

ユラニト

2
生まれ育った土地があまり歴史のある土地では無い&季節の行事をやらない家なので祭りには縁遠い。寺社で開かれる祭り全体の使われるモチーフなど、なんとなくそういうものと思っていたがこうして説明されると由来やこめられた意味がわかって面白い。3章、4章では各地の祭りを具体的に紹介しているのも興味深い。しかし自分の知識不足でうまく祭りの様子が想像できずなかなか頭に入ってこなかったのが辛い。 諏訪大社の御柱祭と黒石寺の蘇民祭はこの手の本に大概出てくる、それだけ有名なんだな。2023/04/16

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