出版社内容情報
過剰な生きづらさを感じずに生きるための方法を、具体的な習慣やモノの考え方を取り上げながら伝える。
ちょっとした失敗でクヨクヨしてしまう…。人から言われた一言を気にし過ぎてしまう…。小さなことが気になりすぎてしまう人や、些細なことでクヨクヨ思い悩んでしまう人は多くいる。気にしすぎる人の中には「弱い自分が悪い」と自分を責めたり、“強くなろう”と過剰に無理をすることによって、心の病に陥ってしまう人も。「気にしやすい」ことは単なる性格ではなく、HSPという生まれつきの性質が関係している場合もあり、単純に“強くなろうとする”のは逆効果。最も大切なのは、「小さなことを気にする自分」を認め、そのままで生きやすいように自分の考えや生活を整えること。本書では、HSPの臨床経験を持ち、脳・身体など多方面から心の問題に取り組んでいる精神科医が「小さなことを気にしすぎてしまい、生きづらさを感じる人」が、過剰な生きづらさを感じずに生きるための方法を、具体的な習慣やモノの考え方を取り上げながら伝える。
【著者紹介】
北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し日本神経学会認定医の資格を取得。北大大学院にて生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて13年間小児精神科医として勤務。その後道立緑ケ丘病院精神科に勤務。HSPの臨床経験を持ち、心の問題に対し、脳や身体など多方面から取り組んでいる。
内容説明
小さなことを気にしすぎてクヨクヨ悩んでしまうのは、単純にあなたの心が弱いからではありません。脳の働き、過去の経験、親や家族との関係、生活スタイル、生まれ持った気質…。さまざまな要因がからまりあって、「気にしすぎ」はつくられるのです。本書では、あなたの心を重くしている原因を一つひとつ、ひもときながら、「クヨクヨしてしまう心」と向き合う方法をお伝えしていきます。
目次
第1章 「気にしすぎ」ってどういうこと?(気にしすぎてクヨクヨ…。その気持ち、うまく説明できますか?;「クヨクヨ」は、どこからくるのか ほか)
第2章 あなたがクヨクヨしてしまう本当の原因(マイナス思考の裏にある、トラウマや愛着障害;マイナス思考に陥りやすい、自己愛性パーソナリティって? ほか)
第3章 気にしすぎ人間に大切にしてほしいこと(マイナス思考を否定するだけでは救われない;受け入れることからすべてが始まる ほか)
第4章 気にしすぎな自分を受け入れるために(「受け入れる」を実践してみよう;瞑想が自分の心を受け入れる下地となる ほか)
第5章 考え方を変えるだけで気にしすぎ人間が輝きだす(「気にしすぎ」も才能のひとつです;思いやりは、相手をみることからしか生まれない ほか)
著者等紹介
長沼睦雄[ナガヌマムツオ]
北海道立緑ヶ丘病院精神科医長。日本では数少ないHSPの臨床医。平成12年よりHSPに注目し研究。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北大大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行っている。発達障害、発達性トラウマ、愛着障害などの診断治療に専念し、脳と心(魂)と体の統合的医療を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みっくん
も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。
はじめさん
melon
みんと
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