ゆったり生きる「踊り場」の見つけ方

枡野 俊明【著】

青春出版社（2013/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 20cm
• 商品コード 9784413038942
• NDC分類 188.84
• Cコード C0095

出版社内容情報

禅師が教える、人生を豊かにする、生き方、生活のリズムの整え方。ベストセラー作家、枡野俊明さんの待望の新刊です。

毎日同じように繰り返されることにも意味があり、あなたは日々成長しています。あせらず、あわてず、走らず。禅師が教える、人生を豊かにする、生き方、生活のリズムの整え方。ベストセラー作家、枡野俊明さんの待望の新刊です。

【著者紹介】
1953年神奈川県生まれ。玉川大学卒業後、大本山總持寺にて修行。現在曹洞宗徳雄山建功寺住職。多摩美術大学環境デザイン学科教授、ブリティッシュ・コロンビア大学特別教授。庭園デザイナーとしての活躍もめざましく、禅の思想を取り入れた庭園デザインは国内外で高い評価を得る。2006年ニューズウィーク日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。ほかに、芸術選奨文部大臣新人賞、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章受章。

内容説明

走り出す前に、足元を見つめなさい、そして呼吸を整えなさい。毎日同じように繰り返されることにも意味があり、あなたは日々成長して生きている。あわてず、走らず、とどまらず、心を丁寧に生きる、ゆったり過ごす極意。

目次

第１章　走らない―毎日が豊かになる禅の所作（廊下を走ってはいけません；ゆっくり動く　ほか）
第２章　あわてない―足元を照らす、自分を見つめる（あなたが力を尽くすことで、その場所は輝く；辞める決断は、ゆっくりゆっくり出せばいい　ほか）
第３章　とらわれない―無心に、そしてあるがままに（あせらずに急ぐ、優先事項を判断する；挨拶・食事、できることから家族を始める　ほか）
第４章　とどまらない―息を正し、人生を整える（図太く生きる；病気になっても一歩一歩、前を向いて歩く　ほか）

著者等紹介

枡野俊明［マスノシュンミョウ］
１９５３年神奈川県生まれ。玉川大学卒業後、大本山總持寺にて修行。現在曹洞宗徳雄山建功寺住職。多摩美術大学環境デザイン学科教授。庭園デザイナーとしての活躍もめざましく、禅の思想を取り入れた庭園デザインは国内外で高い評価を得る。ほかに、芸術選奨文部大臣新人賞、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黒頭巾ちゃん]

禅の考えを簡単に教えてくれます。共感したものは「結果は同じでも、一生懸命やった人はその後の気付きが違う」「考える前に一歩踏み出すことが大事（雨が降り出して、即座にざるの傘を持ってきた弟子を師匠がほめた話）」その他に「人と比較しない」「見えないところに手をかける（靴を大事に）」など生活に役に立ちそして、人が評価する人はどんな人かを教えてくれている気がします(*^_^*)

2014/05/05

[ぱんにゃー]

「平常心是道」（びょうしょうしんこれどう）　どんな状況でも変わらない心でいなさい。　　という意味ではないのですね。／そのときどきの心を誤魔化したり、無理に排除したりしないで、受け入れる。　はい！誤魔化して平静を装うのからやめてみます。ありがとうございます。

2013/10/18

[りこりり]

よかったです！

2024/06/08

[おみか]

禅語って素敵。 なかなかいい説法を聴くチャンスがないのですが、よい本に出会えました。 ✿置かれた場所にしっかり足場を築いて心を込めていれば個性がくっきりする。 　 ✿一歩踏み出そうと考えたとき、それが精一杯生きることにつながるか。 　そのとき命が尽きるとしても踏み出すか。とどまってそこで全力を尽くすかと自分の問いかけてみるといい

2013/12/17

[mana]

日々のささいなことを、意識しゆっくり丁寧にやってみると、本当に自分が以下に雑にいろいろを行っているかがよくわかった。 日々の育児に追われ、がつがつ、バタバタしているが、ゆっくり動く　は　実践しやすく心を静める効果がある実感が持てた。

2014/11/07