内容説明
希望と笑いあふれる中村メイコの遺言状。
目次
第1章 私の夢みる「最期」―お焼香は、いい男からご順にお願いいたします!(パパとママの理想的な最期;しめしめ、体が“死にじたく”をはじめたぞ! ほか)
第2章 世界で一番大切な「家族」―だからこそ、死ななきゃいえないこともある!(長女カンナは、女が一番つらい50代;良妻賢母の次女はづきは「女・コロッケ」 ほか)
第3章 奇跡の「出会い」に感謝します―あの世の住人にも、ひと言いわせてもらうわ!(私の追悼番組もやってね、黒柳徹子さん;森繁久彌さんの魅力は“胡散臭さ” ほか)
第4章 私の人生を彩った「もの」たち―しみじみ感じる、この哀愁…(生き残れ!紙の本;ご存じですか?とっても便利な“乱れ箱” ほか)
第5章 わが同志、「神津サン」へ―私より、1日でも長く生きて欲しいのです!(3回目のデートでプロポーズ;いつでも先手を取られちゃうんですよ ほか)
著者等紹介
中村メイコ[ナカムラメイコ]
本名は神津五月(こうづさつき)。作家・故・中村正常氏の長女として生まれる。わずか2歳半で『江戸っ子健ちゃん』にてデビュー。その後、数多くの作品に出演し、天才子役として注目される。1957年に作曲家・神津善行氏と結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みち
20
なんだかテレビのトーク番組見ているようで、いっぱい笑った。2014/07/29
mahiro
6
友人が貸してくれたので読んだが余り感銘を受けなかった。やっぱりこの人は特殊な人なので一般人の参考にはならない。でも黒柳徹子さんとのやりとりは面白かった。2015/07/11
メルセ・ひすい
5
15-09 父の死にざま… 「きみたちに決して迷惑をかけないように、ある日、老木がポキッっと折れるように死んでやりますぞ。悪いことなるべくしないで生きていけば、神様が僕の願いを聞きとどけて下さるだろう」「人間は歩いていれば丈夫でいられる。そして、疲れたら体を横たえる。こうしておけば、ギリギリまで寝つかないでいて、老木がポキッっと折れるようにいなくなれるんだよ」「では、お焼香をお願い致します。いい男から、ご順にどうぞ」、お葬式用に自分で吹き込んでおこうかしら…。今年で76歳となる中村メイコの遺言!2011/05/07
いつかはビーエム
3
中村メイコも80歳を過ぎてたか。 なかなかウンチクあるエッセイ🎵 子役から活躍した名女優🎵 小生はタレントだと思ってた。2019/10/04
fukui42
3
いつもニコニコ元気印のイメージなメイコさん(1934生)。文中に出てくる黒柳徹子さん(1933生)、美空ひばりさん(1937生、52歳没)。TVが元気だったあの世代の方で、2歳でデビューの芸能生活80年越え!。2010年出版の本。70歳半ばで「どういう最後を迎えたい」か。それはタレントとしてではなく、一人の女性として同じような思いを持つ方は多いかもしれない。「自分の最後はひっそりと」。メイコさんの家族一人一人に宛てた、思いや願い。同じ子供でもそれぞれ母の気持ちは違う。娘婿・杉本哲太さんとの逸話も、いい按配2019/05/13
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