内容説明
希望なんて持たないほうがいい。世の中の役になんて立たなくていい。あるがままの自分と和解する幸せ―不透明なこれからの時代を「利己的に」生きる最高のヒント。
目次
1章 狂った世間では「希望」など持たないほうが楽しく生きられます
2章 さっさと明らめて「利己的」に生きるのが一番です
3章 あるがままの自分と「和解」すればいい
4章 自分と家族の都合だけ考えればいい
5章 「世の中の役に立つ人」になんてならなくていい
6章 「般若の智慧」で人生を楽しめばいい
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪生まれ。宗教思想家。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。仏教を中心とした宗教の真髄を鋭くかつわかりやすく語り、男女、世代を問わず多くのファンに支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tsuka
5
逆の見方もあるという事。それが正しい事もある。いかに流されて生きていたか。2022/08/13
K3
1
座右の書2022/08/24
ゴリオ
0
ちょっと落ち込み気味の時にはやっぱりひろさんの本。色々な宗教の思想を援用しての世間でいういわゆる負け組へのアドバイスには救われます。頑張らなくていい、自分をありのままに受け入れる、(注釈付きの)利己主義で行こう!というのが論旨。首尾一貫して、おかしいのはいわゆる肩書きで偉い人であり、常識であり、世間なんだ、と主張するひろさちや節はこの本でも健在!とはいえ世間は強固で当然僕たち下々の者が束になっても敵いません。だからひろさんのいうように自分の心の中でバカにしたり哀れんでやればいい。さぁ会社でも実践だ(笑)。2014/12/30
K3
0
凄い本だ。一生懸命仕事している自分が馬鹿に見える。それが正しい。2014/01/21
tora
0
辛口。日本社会、政治批判。常識で洗脳された頭を、少し柔らかくしてくれる。(ただ、著者の意見は賛否両論に分かれそうだ。現在社会の風潮の滑稽さを「アリとキリギリス」(イソップ寓話)で表現している部分が面白い。2010/12/07
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