内容説明
闇の支配者が描く次に起こる衝撃のシナリオ。青い目のジャーナリストがテレビ・大新聞が伝えられない“本当の動き”を暴く。
目次
第1章 アメリカが仕組んできた「資本原理主義」の終焉(きっかけにすぎなかった“リーマン破綻”;「証券化」は巨大なねずみ講のシステム ほか)
第2章 “ドル”というねずみ講の正体が明らかになった日(ドルはなぜ世界の基軸通貨になれたのか;「双子の赤字」がドルと金の交換停止を促進 ほか)
第3章 金融危機を引き起こした“闇の権力者”の正体(アメリカによる世界支配を目論んできた軍産複合体;ネオコンの描いていた“未来予想図”とは ほか)
第4章 生まれつつある新たな世界への枠組み(古代から受け継がれてきた民衆支配の方法;寡占状態にあるアメリカの大手マスコミ ほか)
第5章 日本はアメリカ後の世界を生き抜けるか(実物の裏づけがない「金」を買ってはいけない;これからさらに没落する国・伸びていく国 ほか)
著者等紹介
フルフォード,ベンジャミン[フルフォード,ベンジャミン][Fulford,Benjamin]
1961年カナダ生まれ。80年代に来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。その後再来日し、日経ウィークリー記者、米経済誌「フォーブス」アジア太平洋支局長などを経て、現在はフリーランスジャーナリスト、ノンフィクション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まゆまゆ
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ロックフェラーとロスチャイルドが集うビルダーバーグ会議ですべてが決まる!?2009/06/18
yuta
0
サブプライムローンからアメリカが破綻する流れが学べた。証券は、金融商品として世界中の資産に紐づけて売買することができるようにすることで、流動性を高めることができることから発明された。 モーゲージローンがサブプライムローンへと派生し、生産性の多様性を生んでしまう結果になり、基軸通貨としてのドルを取り戻すための報道機関、格付け機関、政府など総合的な意図からこういった経済的におかしい金融商品が生まれてしまったというような仮設が示されてた。 非常に面白かった。証券についてもう少し見解を深めたいと思う。2018/09/24