内容説明
アメリカ対日戦略の壮大な仕掛け、北朝鮮のクラシカルな交渉手法、中国のアメリカをも翻弄した二枚腰外交、そして、日本―。利害・駆け引きが絡み合う外交現場は、最高のビジネステキストである。
目次
プロローグ 世界の一流外交官は、優秀なビジネスマンでもある
1章 目標設定―「戦略」と「戦術」を明確に区別せよ
2章 情報収集―「情報の非対称性」をうまく活用する
3章 利害連鎖の計算―隠れた「ステークホルダー」を味方につける
4章 ロジスティックス―交渉にかけるエネルギーの半分は「手続き」に費やす
5章 交渉開始―現場では「2つの感情」を使い分けよ
6章 閉塞打破と決断―行き詰まりこそ、交渉を優位に運ぶチャンスである
エピローグ 交渉における「真の勝者」とは?
著者等紹介
原田武夫[ハラダタケオ]
1971年高松生まれ。東京大学法学部を中退し、1993年に外務省入省。ドイツ・ベルリンでの在外研修を経て、在ドイツ日本国大使館、西欧第一課、大臣官房総務課、北東アジア課(北朝鮮班長)などを歴任。2005年3月に自主退職し、独立系シンクタンク・原田武夫国際戦略情報研究所を設立し、代表に就任。投資教育を通じた意識改革を試みる「原田武夫通信」を発行する一方、執筆活動、政策提言、メディア出演、教育活動を活発に展開する。2006年4月より東京大学教養学部非常勤講師(全学自由研究ゼミナール「実践的現代日本政治経済論」)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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