内容説明
なぜ、広重は、温暖な駿河湾に大雪が降る絵を描いたのか!その場所に存在しない山や奇妙な地形は、何を意味するのか。「2013年の日本」と「55枚目の京都」の符合は、何を暗示するのか。あまりに有名な浮世絵版画に隠された謎が、今明かされる。
目次
プロローグ 絵師・安藤広重のもうひとつの顔
第1章 誰も知らない「東海道五十三次」の謎
第2章 “日本の異常気象”が“絵”に暗示されていた!
第3章 なぜ「実際と異なる風景」が描かれたのか
第4章 一七九七年から二〇一三年に至る歴史の暗号
第5章 あっと驚く“隠し絵”の中の秘密
第6章 今明かされる「最後の三枚」の未来図
エピローグ 広重が遺したメッセージを読み解く
著者等紹介
坂之王道[サカノオウドウ]
美術作家、ライター。東京藝術大学大学院美術研究科修了。幼い頃より絵師・安藤広重の『東海道五十三次』に傾倒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
36
安藤広重は実際東海道を旅をして絵を描いたのではない。そのようなことは昨今の常識でもある。ただ、この本は広重の「絵」ありきで、いろいろなこじつけを後付けで生み出している部分はなかなかのネタ本として確立はしている(信憑性は皆無であるが)と、いう事で暇つぶしにはむいており、蘊蓄好きにはお薦め出来ない。2012/10/29
とも
1
安藤広重の東海道五十三次に隠された暗号は…!みたいな内容なんですが。う〜ん…なんか意味もなくスピリチュアルです。ダウィンチ・コードも宗教要素たっぷりだけど、あれはむしろミステリーやアクションに面白さからあるからあんま気にならなかったのですが。これは…多分私が素人すぎて分からないんだと思うので、純粋に絵を見て楽しみたいと思います。
yzw
1
無理やりだな。2011/05/08
たかむら
0
いわゆる「トンデモ本」の一つ。東海道五十三次が未来を予言しているという割に、時期も幅があるのでいくらでも当てはめられるようにしているし、だいたい予言の根拠が皆無に近い。自分がそう受け取ったのならそれでも良いかもしれないが、それをわざわざ書籍にする意味がよく分からない・・・って、読んじゃったけど。与太話につき合わされて、時間を無駄にした感じしか残らない。他人には間違っても薦めない一冊。2013/12/31
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