内容説明
息子・茂樹氏に九歳からゴルフを教え、世界と戦えるトッププロにまで育て上げた父による、体験的教育論。囲碁の幼児教育法を応用するなど、スパルタを一切おこなわない“褒めて、導く”指導法には、ジュニアゴルファー育成のみならず、広く人を育てる本質が凝縮されている。
目次
1章 成長―才能には見い出し方がある(負けず嫌いという才能;“自己主張”と“わがまま”の違い ほか)
2章 才能開花―ただ褒めるのではなく、褒めて導く(技術をマスターするより大切なこと;念願のコースデビューは強風の中… ほか)
3章 自己管理―教わる人間より、学べる人間であれ(「自分を特別扱いしないでくれ」;日体荏原高校を選んだ理由 ほか)
4章 体・心・技―日本人としての強みを活かす(実は綱渡りだったプロテスト;プロ入りした茂樹を待っていた試練 ほか)
5章 夢の途上―目線は高く、腰は低く(三年ぶりの国内ツアー参戦で;ゴルファー丸山茂樹の真価が問われるとき ほか)
著者等紹介
丸山護[マルヤママモル]
1940年千葉県生まれ。日本大学法学部卒業。会社経営のかたわら、次男・茂樹氏に9歳の時より、自らゴルフ指導をおこない、ティーチングプロにつかせることなく、日本のトップゴルファーに育て上げる。現在、(株)マルエンタープライズ代表取締役。また、ファイブエイトGC(栃木県矢板市)の経営者として、高校生以下のプレイフィーを無料にするなど、ジュニアゴルファーの育成にも力を注いでいる
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