男と女の悲しい死体―監察医は見た

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男と女の悲しい死体―監察医は見た

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413034357
  • NDC分類 498.94
  • Cコード C0095

内容説明

愛憎にまみれた嫉妬、坂道を転がる黒い裏切り、そして天国へ旅立っていった純愛…。かくもすさまじき男と女の、想像を絶する死体の真相とは!2万体の死体を見続けた『死体は語る』の著者が、男女の“性”の事件について初めて綴った衝撃の一冊。

目次

1章 切ない男と女の話
2章 狂気の性のはて
3章 死ぬまで求め続ける二人
4章 時代をうつす男女の死
5章 マスコミを騒がせた検死
6章 死体が教える永遠の愛

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年東京都監察医務院監察医となり、1984年同院長になる。1989年退官後は、法医学評論家としてテレビ、雑誌などで活躍。退官後に出版した『死体は語る』は大ベストセラーになった。元、日本被害者学会理事。現在、お茶の水医療福祉専門学校グループ名誉校長。杉並精神作業所アゲイン運営委員長
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青木 蓮友

10
死に方かー、、思わず黙って遠くを見てしまった。まったく我ながらよく平然と生きてるな、とあらためて思う。どうやって死ぬのかも、それがいつかも知らないのに。いちばん印象深かったのは「貪欲なおばあさんの腹上死」で、はっきり言って憧れです。素敵すぎ。還暦で二十歳の学生となんて、あー、でもちょっと離れすぎ、いや、いいでしょう。それが死因なら尚更あっぱれ。上野先生の「繰り返すが、一晩に三回だ」に、ちょっとニコッとしてしまった。どっちみち死ぬのに、明日がくるかはわからないのに、自殺心中殺人のさっぱり意味がわからない。2017/11/03

よみ

9
はじめの方の心中についての話題は興味深く読めたのですが、題名の通り死体の話ばかりなので、読んでいて体がゾワゾワしました…2017/08/08

二人静

4
『死体は語る』『死体は切なく語る』そして今回『男と女の悲しい死体』と、この筆者の本は3冊目。とは言え、最初の2冊を読んだのは今から15年も前だから、今回は久々の『死体』シリーズ。「昔はこうだった、今はこうだ」という筆者特有の決めつけを、最初こそ「ほお、そうなんだ!?なるほどね」と新鮮な驚きがあったけど、2冊目3冊目となると、次第に辟易してきた。またタイトルがタイトルだけに、性描写が生々しく、ある状況を想像して体のどこかが痛〜くなる描写もいくつかある。でも何のかんの言って、また他の本もまた読むんだけどさ。2014/04/21

ジョージ

3
面白い☆ 2021/04/10

Ryoko

3
今回は、心中や愛情の縺れから起きた事件の検死が中心に書かれている。あの有名な「失楽園」の心中シーンは実際にあった心中を著者が検死をし、それをもとに出来上がったものとは驚き。今回は本人がそのつもりはないが誤って死ぬことになってしまったケースもたくさん書かれていて(性的行為で)衝撃を受けた。死ぬ時を自分で決められないがせめて見苦しくなく家族に迷惑をかけない、そんな最期を迎えたい。そう思った。2021/03/21

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