内容説明
本書は、30年間数々の名場面に立ち会ってきた著者がスポーツの魅力をどう伝えてきたかをあまさず綴った渾身の書き下ろし。
目次
1章 思わず言葉につまった“瞬間”
2章 緊張につつまれた放送席
3章 おもしろい実況はどこが違うのか
4章 今でも忘れられない大失敗
5章 日本人の記憶に残る“ひと言”
終章 スポーツアナが伝える筋書のないドラマ
著者等紹介
松本一路[マツモトイチロ]
1947年香川県生まれ。早稲田大学卒業後、NHKにアナウンサーとして入局。現在NHKエグゼクティブ・アナウンサー。主にスポーツ中継を担当。横浜・松坂投手の決勝ノーヒットノーラン試合や、近鉄・悲運の10.19やロス・バルセロナ・アトランタ五輪など、日本人の記憶に残る数々の名場面を実況。甲子園の実況はゆうに200試合を超え一躍、名を馳せた。その高いアナウンス技術に裏打ちされた実況放送は、高く評価されている。現在、プロ野球、メジャーリーグ、Vリーグを担当するとともに、NHK現役最年長スポーツアナウンサーとして、後進の指導・育成にも力を注ぐ
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