内容説明
本書は、ラボでの離婚カウンセリングを通して見えてきた、夫婦のすれ違いの深層を分析し、もう一度、二人で新しい夫婦関係を築くためのヒントを示唆した一冊である。
目次
序章 ちょっとしたすれ違いから、二人のズレは広がっていく
1章 結婚していてもなお、「私らしく」いるために―まず、自分のことを見つめ直そう
2章 どうして「二人の会話」はかみ合わないのだろう?―相手のことをどこまで知っていますか
3章 「わかり合っている」夫婦はどこが違うの?―夫婦にとって“いい関係”って何だろう
4章 悩んだからこそ見えてくる「新しい」夫婦のかたち―二人でいることの幸せって?
著者等紹介
池内ひろ美[イケウチヒロミ]
1961年生まれ。96年自らの離婚体験をベースに『リストラ離婚』『リストラ離婚まだまだ』(双葉社)を著し話題となる。97年より、夫婦・家族問題を考える「東京家族ラボ」を主宰し、精神科医・心理カウンセラー・弁護士らとともに、相談業務を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
9
結婚というのは、異なった「ふつう」という感覚を持った二人が一緒に暮らすこと。もしも自分が男性だったら、今の自分と結婚したいか考える。甘え上手のポイントは、相手を知って、相手に依存せず、相手にできること・得意なことをお願いすること。相手を傷つける言葉を選んでしまうと、取り返しのつかない事態を招くこともある。一度口から飛び出した言葉を収めることはできない。勝ち負けを競った時点で夫婦関係は終わる。夫婦関係をやり直す一番早い方法は「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉を使うこと。自分と他者は違う人間だと認めること。2017/01/07
さっきぃ
2
夫婦は永遠ではない、一人ひとり価値観は違う。離婚する夫婦の原因の1位は価値観の違いだけど、違って当たり前で、本当は、違う価値観を受け入れられなかった人が離婚するという言葉にはっとした。価値観が違うってことをしっかり受け入れられれば、夫婦間だけではなく、いろんな人間関係もやっていけるのかも。とてもよい本でした。2015/10/10
はる
1
なるほどと思えるヵ所があり参考になります。2015/01/25
やすいさん
0
大抵はわかって気をつけている内容だった。でも改めて意識するきっかけになるかも。2019/05/11
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