内容説明
本書は、気持ちを引きずってしまう心理とそれを忘れるための技法を解き明かすものである。
目次
序章 なぜ、イヤな気持ちをいつまでも引きずってしまうのか
1章 きれいに忘れられない“心の習慣”を断ち切る
2章 「自分の欠点」がプラスに変わる“言葉”の魔法
3章 気持ちが少しずつラクになる明日への“ステップ”
4章 「ささいなことに振り回されない」自分のつくり方
終章 ちょっとした変化が“これから”の運を開く
著者等紹介
生月誠[イケズキマコト]
1948年東京生まれ。新潟大学卒業。不安の行動療法研究で筑波大学にて博士号(心理学)取得。現在、東京心理相談センター所長。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。心に悩みを抱えた人々に20年以上向き合い続け、その人に合わせた療法には定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかは
27
うーん。斜め読み。多分自分は理屈でないと納得できないタイプなのだろう。暗示によって解決するという方法に抵抗を感じる。でも、それこそが真面目すぎ、内省的な面をあらわしているのかもしれない。でも、真面目は悪いことではないって書いてあったし、過去にとらわれ、原因を探るより今をどうするか、というところは共感できた。2014/10/16
スノーシェルター
14
自己暗示かぁ。リラックスとか気分の切り替えとか、やろうとするほど出来なくなる。もはや記憶喪失になりたい。2014/02/20
妾狂い めいとく
9
意外とできそうなことばかりではありますが、個人差はありそう。即効性はないですが、予防法としては使えると思います。2014/05/06
寿々喜節句
2
心の習慣の見直しから、一時しのぎ。気持ちの切り替え法からプラスへの転換。自己暗示からセルフイメージのチェンジ、という流れ。2024/01/25
みんと
2
緊張症の人は、自緊張症の人は、自分でポジティブな言葉を心の中で繰り返し、暗示をかける方法がある。たいてい、肩や首が凝っている場合が多いので、揉み解すなどの実際に体に働きかけるのも有用である。がんばり屋の人は常に強いストレスを感じている場合が多く、それにより、欠陥収縮、動機、呼吸が浅く速く、血圧も上昇が起こる。結果として、精神的の不安、恐怖感、イライラ、焦りに繋がる。胃腸の働きの低下や、動機、息切れ、肩凝りなどの体への影響も少なくはない。リラックス法をいろいろ試すのが良いだろう。2009/02/01