内容説明
国境、民族を越えたジョークが理解できれば自分の世界が大きくなる。世界が大きくなれば人生が楽しくなる。激動の20世紀後半の歴史とそこに生きたさまざまな人物をジョークを軸に描き出したユニヴァーサルな「ユーモア入門書」。
目次
第1章 ユーモアの生まれた国―混沌の1950年代
第2章 ジョークの達人デビュー―風雲の1960年代
第3章 センス“ゼロ”の指導者たち―急転の1970年代
第4章 強さと知性を備えた牽引者―激動の1980年代
第5章 大まじめがジョークの男たち―天中殺の1990年代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
6
アメリカではビジネスもまず“icebreaker”とてジョークではじまるそうな。多民族社会でやや危険な…人はケチだとか…人はバカだとか、上から目線な口吻がつづく。ジョークは面白くないがフルシチョフがスターリンの悪行を羅列し「あなたは何処にいたのですか」「そこにいたよ、君たちと同じに」など。前世紀も後半の「’50年代」からはじまるのだが、WW2の余熱があって冷戦はあまり冷たくなかった。日本はすっかり音無しくなり、代わってイスラエル(ユダヤ人)が国の狭小、人口の少なさ、人命の貴重さを補うように攻撃的になった。2016/01/03
ぽめ
4
読友さんが読んでいたので、自分も図書館で借りてきました。 2000年に出版されたそう。 当時の世界情勢を絡めながらジョークで流れていく文面は読みやすかったです。2015/06/28
やえもん
1
ジョークとは何ぞや?駄洒落とは違うようです。2009/09/26