目次
苦痛からの予感
最初の味二番目の味
“アイツ”と“オレ”の基本的違い
「おれは悪党」という認識
この世の中の黄金原則
タメになることは捨てよ
一匹のトンボのように
原寸大の自分の見方
“遊び友達は勉強中”
良薬は劇薬、新薬は麻薬〔ほか〕
著者等紹介
開高健[カイコウタケシ]
昭和5年大阪生まれ。大阪市立大学卒業。サントリー在籍中の昭和33年、『裸の王様』で第38回芥川賞受賞。代表作に『夏の闇』、『輝ける闇』など。昭和56年、その「すぐれたルポルタージュ文学」により、第29回菊池寛賞受賞。世界を股にかける釣り師、食通としても名高く、『オーパ!』『もっと遠く!』などのアドベンチャー・エッセイでも多くの支持を受ける。永遠の行動派作家として、今なおその存在は輝いている。平成元年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムカイジュン
0
ほぼ初開高健。とても読みやすいリズム。自分にあっているのかな?教育論ではないね。人生論とも言える。2015/07/13
みけ
0
終戦を14歳で迎えた作者の過去を振り返ってのエッセイ、体験談。2014/07/06
nana
0
教育をテーマにしたエッセイ集。とは言っても、自伝的要素を絡めている上、お馴染み大兄の語り口のおかげで説教臭くはない。「落ち込んで落ち込んで自身が分解して何かの破片と化すか、泥になったか、そんなふうに感じられたときには、部屋の中で寝てばかりいないで、立ちなさい。立つことです。部屋から出ることです。」(エピローグ――手と足を使いなさい)2013/06/13
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