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自分をどう愛するか 生活編―幸せの求め方

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413021500
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

あなたの理解者はあなたをおいて他にはない
あなたは自分をどのくらい信じているか
人間は一人で生きるべき存在か
あなたにとっていま一番大切なもの
ひとりの人間に与えられた絶対的法則
一度は自分の心に問いつめるべきこと
できるだけ苦労しないですむ生き方
ひとりの自分とどうつき合っていくか
表の顔裏の顔もう一つの顔
あなたは何に生きてみたいか
あなたの中の“弱虫”と仲良く暮らす方法
二枚目を愛した不幸 三枚目を愛した幸せ
その人と自分とどちらが大切になるか
人生を狂わせてしまう一瞬の時
人間はどこまで正直に生きられるか
他人を愛せない人は自分を愛せない
エピローグ―はんとうに自分を愛せるか

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
作家。1923年東京生まれ。慶応大学仏文学科卒業。55年、『白い人』により第33回芥川賞受賞。95年には文化勲章を受章。96年、多くの人に惜しまれながらこの世を去る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

87
「女性に一寸バカにされて安心感を与える」など現代に合うかどうかは別として、二十の頃聞き流した言葉で今は気になるものが幾つかあった。《醜くてうすぎたない人生だから生きるに値する》という言葉など、昔と今とでは(ある程度重なるけれど)ずいぶん受け取り方が違う。昔も今も好きなのは、自己嫌悪を人間観の中心に据えて秀才や美女も同じ人間と見る周作先生の考え方だ。その根底には、カトリックだけでなく東洋哲学的な素地があることに気づかされた。中庸や無為という言葉こそ使ってないけれど、優れたバランス感覚から学ぶべきことは多い。2018/09/13

Klavier

2
この本で初めて遠藤の著作に触れた。一口に言うと、若者向けの人生訓だろうか。刊行こそ最近(とはいえ2002年)だが、書かれたのは1982年。まだ禁治産制度がまだあったからか、「女性は叱られたがっている」のような文言もある。それは措いても、和を乱すやつは嫌われる、長所は短所(その逆もしかり)、苦手なことを楽しくやる方策を探せ、など今では一般に言われていることが多く書かれている。また、後書き部分に『沈黙』の意図かいてあり、「カメラの起き場所」に共感するとともに、幾らかその作品を読み勧める手掛かりになった。2019/10/28

mirunchan

1
何度読んでも心地よい。遠藤さんみたいに生きたい2020/04/26

ミュートス

1
遠藤周作の根底には、冷えきった孤独な部分がある。その部分を一体どうするのか、そして他者のそれに対しどう接したらいいのか、という部分がこの本を形作っている。ユーモア、笑い、男女の愛。ひょっとしたら孤独の深淵に落ち込んで迷いかねない誰かのためにこの本は書かれたのではないだろうか。2015/08/13

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