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ひとりでも生きられる―いのちを愛にかけようとするとき

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413021449
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

女が生涯に一人の男を愛するとき
男の前を裸になって横切れるか
“女を生きたい”実感が欲しいとき
愛を需める女、需められる女
どんなに躯を合わせても一つにならない
自分のしるしを刻みつけたい人は
今、なくてはならない女になるべきだ
自己愛の醜さをさらす女心
自負する女は妄想に嫉いて狂乱する
男との生活を断ち切ろうとする心の中
心の奥底にかくされた男と女の結びつき
女の中に眠っていた才能
女が男を深く恋する方法
男と女の立場はある瞬間にかわる
男に頼らず生きようとする女の愛し方
女が男を見限ってしまう理由
自分の愛の力が他を決して充たさない
妻がはじめて気づいた空疎な“妻の座”

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島市生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。56年、新潮社同人雑誌賞受賞。60年『田村俊子』で田村俊子賞受賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年、中尊寺で得度受戒、法名寂聴となる。74年、京都の嵯峨野に寂庵を結ぶ。87年、岩手県天台寺住職となる。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞受賞、95年『白道』で芸術選奨文部大臣賞受賞、97年文化功労者受章、01年『場所』で野間文芸賞受賞
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感想・レビュー

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ちえっさ

0
あとがきを読んで吃驚する。今から40年も前にこれを書いているの!?不倫だろうが同性愛だろうが寂聴さんは「傷つくことを恐れず、積極的に愛する人になってほしい」と言う。妻やパートナーのいる男性に惚れて、女房・彼女気取りで、でも相手には家庭や恋人の元に戻れる逃げ道を断たずにいてあげた…というのは《奔放》なのか《アバズレ》なのか、『愛の水中花』くらい何でも愛なのかと悩ましい。他人事として聞いている分にはいいけれど、身内や当事者として関わるのはまっぴら御免。男も阿呆だけど、人の恨みを買ってまで色惚けたところで幸せか2014/05/23

paramodoki

0
無難に生きるなんてつまらないと思うけど、寂聴さん級に苛烈なのも厳しい…2011/04/29

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