出版社内容情報
いまを生きるすべての日本人に向けて「愛のかたち」「幸せのかたち」「老いの充実」を語り尽くした一冊。
たがいの「弱さ」を許し合う生活とは? 夫婦であっても最後まで譲ってはいけないもの……など、結婚生活60年を迎えた三浦・曽野夫妻が、先人たちの言葉を通じて、いまを生きるすべての日本人に向けて「愛のかたち」「幸せのかたち」「老いの充実」を語り尽くした一冊。
【著者紹介】
1926年東京生まれ。東京大学文学部卒業。日本大学芸術学部の教職に就きながら、作家活動を展開。53年『箱庭』で新潮文学賞を受賞する。69年日大教授を退職。1985年4月から翌年8月まで文化庁長官。2004年より日本芸術院院長を務めるなど、教育、文化面で精力的に活動している。主な近著に『老年の品格』『老年の流儀』(海竜社)などがある。
内容説明
たがいの「弱さ」を許し合う生活―。最後まで譲ってはいけないもの―。結婚生活60年。先人の言葉を通じていま問いかける「愛のかたち」「幸せのかたち」。思うにまかせぬ人生をともに豊かに生きるための対話エッセイ。
目次
1章 夫婦のかたち・幸せのかたち(賢い妥協をしていますか;“ほどほどの夫婦”という幸せ ほか)
2章 「与える」幸せ、知っていますか(ひとりを生きられるから、二人を楽しめる;冷めてもなお、壊れがたい関係 ほか)
3章 家族は不完全なくらいがちょうどいい(愛は“知る”ことから始まる;それでも家族はなくならない ほか)
4章 年を重ねて見えてきた“愛とは庇うこと”(冒険は老年のためのもの;年を重ねるほど賢明になる生き方 ほか)
5章 老・病・死…すべてに納得して生ききるために(奇跡は「病」の中にある;自分の人生を重んじすぎない ほか)
著者等紹介
三浦朱門[ミウラシュモン]
1926年東京生まれ。東京大学文学部卒業。日本大学芸術学部の教職に就きながら、作家活動を展開。69年日大教授を退職。85年4月から翌年8月まで文化庁長官、2004年より日本芸術院院長を務めるなど、教育、文化面で精力的に活躍している
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。53年三浦朱門氏と結婚。執筆活動の傍ら、95年から2005年まで日本財団会長を務めるなど、国際的に幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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