内容説明
あの人の笑顔が、あなたに向かなくなったとしたら?大切な人との絆を築き、守り、育てるには―時間もお金もかからない「気づかい」のヒント。
目次
1章 幸せは「絆」をつたってやってくる
2章 「いつも気にかけていること」を伝えてみよう
3章 「なにげない気づかい」から新しい絆がつながる
4章 後悔する前に知っておきたい「絆を失わないコツ」
5章 相手が元気になるメッセージの送り方
6章 「プラスの会話」が長く続く関係をつくる
7章 「相手が喜ぶツボ」をはずさないヒント
8章 「頼まれごと」への賢い応じ方、断り方
9章 深い信頼と「ちょうどいい距離感」のバランス
10章 豊かな絆は「幸せな人」のまわりに生まれる
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
東京都出身。著述家。学習院高等科、同大学卒業後、資生堂に在職。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年、研究成果を体系化した『成心学』理論を確立し、著述活動を開始する。1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
36
なるほど。『折れない心をつくるたった1つの習慣』よりも、読みやすくて面白い。絆をテーマにした著書は、人間関係をいかに上手く構築するかということを主題に書かれている。関係性を構築するところから、継続する意味・方法・コツといったものまで紹介されています。当たり前のことだけど、声をかけること、見返りを求めないこと、コントロールしようとしないこと。つい、自分中心に物事を考えてしまいますが、相手のことを考え、思いやり、気づかうことが大切なのですよね。過去を振り返り、身につまされるような思いで読んでしまいました。2012/06/02
むつこ
23
結局切れない絆ってポジティブに接すれば相手からも同じように返ってくるってことだろうな。「そうだよね。そうできればいいよね」と、思うことばかりで気持ちよかった。2015/07/22
チャー
13
他者とのつながりを大切にするための考え方や方法が記された本。自分勝手に他人に当たらず、他者の立場や気持ちを考え接することの積み重ねが人と人との間に強いつながりを作る。マメに連絡を取ることも有効だが、一方で気にかけるあまり過度に干渉するのも良くない。相手の価値観を大切にする。ストレスフルな関係は自分にも他人にもためにならない。幸せとは大切な人と笑い合うこと。大事なことを伝えたい相手は自分にとって大事な人であるというのは良い気付き。お金も仕事も無力なときに頼れるのは絆であるというのは確かにそうかもと思う。2021/07/21
Taka
12
「たった1つの習慣」というタイトルだけど何十個もあった笑。でも本当に大切なことがたくさん書かれていて読んでてためになった。その人と前に話したことを覚えておく、いつも気にかけて元気が無いときには大丈夫?と声をかける、相手の価値観を大切にする、楽観的思考、ほめ上手になる、ヘタな意見よりも相手が「選んだこと」を応援する、「疲れてるね」より「がんばってるね」、相手の幸せを一緒に喜ぶ、無理に励ますより悲しみを癒してあげる、などなど。これからの人付き合いで意識できるようにしておきたいな。2015/09/08
瀬奈
7
【購入】「そういう人に私はなりたい」的なことが書かれている。何度も繰り返し読まないと、絶対忘れてしまうだろうな。自分の大事な人には笑顔で、自分が幸せだと伝え、相手の欲しがっている言葉をあげる。ネガティブな言葉にはポジティブな言葉で返す。分かっていても、それが難しい…2013/12/06