内容説明
どこに逃げればいいか？安全な水・食糧は？放射能から身を守るには？正確な情報は？あなたと家族を原子力災害から救う５０の方法。
目次
第１章 事故発生―その場での行動と情報収集のポイント
第２章 退避のとき―どこに、どう逃げればいいか
第３章 避難場所での生活―何が安全で、何が危険か
第４章 被曝から身を守る―その対処法と検査法
第５章 事故に備えて―用意できるもの、たしかめておくこと
第６章 原子力大国・日本に生きる―より的確な自衛のために
著者等紹介
桜井淳［サクライキヨシ］
１９４６年、群馬県生まれ。理学博士・物理学者・技術評論家。東京理科大学大学院修了。７６年より日本原子力研究所で炉心安全解析に、８４年から８８年まで原子力発電技術機構・原子力安全解析所で原子力発電所の安全解析に従事。現在、システム安全論を中心に、中立公平な視点から問題の核心を突く論説で、テレビや新聞、雑誌で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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退院した雨巫女。
15
《私‐図書館》地震の多い日本に原発は、不向きですね。福島の方々が、あまりにも酷い。早期回復を祈るのみです。2011/07/07
ryuetto
6
自衛という意味では、あんまり参考にはならなかったが、核燃料を運ぶトラックがもし交通事故を起こしたら・・・とか、飛行機が誤って原発につっこんだら・・・などという仮定の話が書かれていて、その可能性は考えてなかったので、ちょっと怖かった。そうならないために、これだけの対策が取られているんです・・・と説明されていたんだけれど、そんなの信用できるかい。 やっぱり、危険なものは危険だと思う。出来るだけ速やかに、無理ならまあ、徐々にでもいいから、核燃料施設や原発は、この世からなくしていきたいものだと思った。2011/04/27
ねええちゃんvol．2
3
★★★★ JCO臨海事故の後書かれた本。原発事故時どうすればいいか。3月4月にニュースで言ってたことがいろいろ。沃素剤は自宅に準備しておき、被爆直後に服用するべし、1日後に飲んでも効果なし（これは知らなかった） 文頭に日本で原発事故が起こる可能性は百万分の一だと書いてあり、絶対安全だと信じてたんだなあ、と。2011/09/17
どりたま
2
1999年（JOCの臨界事故）に出版されたものを今回の福島原発事故の情報を踏まえて加筆修正したもの本らしいです。3月25日までの情報らしいのでレベル5の前提で書かれているので、それほど厳しいことは書かれていない。そのそも監修者は原発促進派だと思われる。「汚染された土をすべて取り換えた方がよい」とか無責任な書き方（どこへその土を持っていくの？）もあるけど、参考になることも多々あったので、一読した方が良いと思う。2011/05/12
ガバキン
0
専門の方が書いてるだけあって、発電方式についても解説されてあり分かりやすい内容だったと思う。基本的な内容ではあったが、今なお原発の稼働については推進派と反対派のいたちごっこのような状況であり、原子力大国日本に住むのであれば読んでおきたい本かもしれない。原子力発電については賛成でもないが反対でもないが、原子力よりも安全でコストと発電量が見合う代替発電方式を発見してもらいたいものである。2016/03/18
