出版社内容情報
プレッシャーから逃げ出したい。逆境に弱い。自分に自信がない。ささいなことにクヨクヨしてしまう……そういう経験が多い人ほど、実は「成功へのカギ」をたくさん持っている。プロゴルファー、プロ野球選手をはじめ多くの才能を引き出してきた、その実践から生み出された強い心をつくる「メンタル・トレーニング法」をあますことなく公開する。
【著者紹介】
昭和40年東京生まれ。田中秀道ら若手プロゴルファーの才能を開花させ、ダイエーホークスを優勝へと導いたメンタル・トレーナー。スポーツ選手だけでなく、企業などの指導や講演会など、多忙を極めている。
内容説明
田中秀道らプロゴルファーの才能を開花させ、ダイエーホークスを日本一に導いた!ビジネスで、スポーツで、人間関係で…勝負どころで動じない心、屈しない自分のつくり方。
目次
1 打たれ強い人と弱い人はここが違う―どんなことにぶつかっても、いかなる場面でも強くあるために
2 しばられていた心を今、解き放とう―過去の“失敗”という傷と、どうつきあうか
3 タフで動じない心になる「メンタル・トレーニング」―「クヨクヨ」「プレッシャー」をハネ返す!実践的対処法(「打たれ強い心」になる六カ条;仕事編;人間関係編;自分自身編)
4 真の強さをいかに持ち続けるか―逆境を生き抜く自分になるヒント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とち
25
本書のキモでもあるメンタルトレーニングの手法は、3章の20P弱というとてもシンプルな内容です。後半は、具体的な場面を想定した対処法・活用法の数々が、半分近いページ数を割いて解説されています。一番大事なのは自分のリズムで生きること。まずは現在の自分を認めてスタートラインに立つ。こうありたいという自分のイメージを潜在意識に刻み込む。あとは潜在意識にお任せして今やるべきことを行う。2012/05/27
かいてぃ〜
22
再読。決して自己中心的では無く、自分のリズムをキープするって、つくづく大事だなと思います。そして、出来ない自分を責めずに「今」の自分を認めたい。そこから建設的にどう立て直すか?どう取り組むか?を丁寧に自分と対話する事も必要かな…と。今よりも打たれ強なった自分を想像し、その為にコツコツとやる事をやるだけですな。(^^)2017/03/22
ユズル
19
定期的に読むこういう本。呼吸法が大事なのは分かる。だからマインドフルネスが流行るのだろう。ほぼほぼビジネスマン向けなので、ちょっと落ちた気分のサラリーマンに読んでもらいたい。営業とか企画の…(^^;)))2019/05/07
Yuichiro Komiya
15
自信を付けるメンタルトレーニング法。結局何事も考え方次第なのだと思う。緊張する時は力が出せないではなく、これから能力を全開にするよというサインととる。不安を感じる時は落ち込むのではなく、教えてくれてありがとうと感謝する。人の目さえ気にせず、自分らしく常に自分のリズムで物事を進められたらどんなに毎日が変わるだろうか?そんな方法を教えてくれる良書。2016/11/27
はと
13
キーワードは潜在能力、ということらしい。潜在能力については、分かる分かると思った部分とよく分からないまま残った部分と。意識と潜在能力の統合が必要、というのはどういう意味だろう?「失敗」ではなく、「成功までのプロセス」。緊張するのは、「これから能力を全開にするよ」というサイン。プレッシャーは逃げるのではなく、うまく使おう。などなど、発想を切り替えるきっかけになるアイデアはたくさん。2014/07/12
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