内容説明
金融危機が分かれば経済が読める。日本を巻き込む“世界の金融のカラクリ”が腑に落ちる。
目次
第1章 「世界同時不況」が起こったカラクリ―金融危機の原因と発生の“裏側”がわかる!(世界的金融危機の発生…いったい、何が起こったのか?;サブプライムとは?ひとつの金融商品が大問題になった理由 ほか)
第2章 なぜ、こうなるまで誰も手を打てなかったのか?―グローバル経済での“株価と為替相場のカラクリ”がわかる!(「グローバル経済」…世界はどんなふうにつながっている?;世界同時不況ってどういう状況?どのように生まれる? ほか)
第3章 日本経済が受けたダメージと新たなチャンス―各国の対策と成果から“日本のこれから”が見えてくる!(アメリカの金融安定化法案…政府はどこまで介入するのか?;日米欧のドル資金提供とは、お金をあげちゃうこと? ほか)
第4章 世界経済のしくみはこれからどう変わる?―「アメリカ主導型」後の世界が読める!(「金融立国化」のアキレス腱は何だったのか;デカップリング論による「アメリカの切り離し」は可能か ほか)
第5章 脱アメリカは可能か…今後の景気はどうなる?―この先の“日本経済のシナリオ”がわかる!(アメリカに振り回される日本の問題点;困惑する中央銀行…利下げ、利上げが市場にもたらす効果は? ほか)
著者等紹介
村上玄一[ムラカミゲンイチ]
1949年生。日本大学総合科学研究所教授。近代経済学から現代の金融システムまで、複雑にみえる経済を噛み砕いて理解するための研究会を主宰、そのわかりやすさが多くの社会人や学生に支持されている。読売新聞社、学習研究社、角川書店を経て現職、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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