内容説明
本書は2009年5月スタートの「裁判員制度」について、素朴な疑問から刑事裁判の基礎まで、かゆいところに手が届くよう、わかりやすく解説した一冊である。
目次
第1章 裁判員制度で、何がどうなる?(どんな事件を裁判するの?―裁判員裁判は、地方裁判所で行われる第一審の刑事裁判のこと;そもそも裁判員制度はどうして始まるのか―国民にもわかりやすい裁判が大切! ほか)
第2章 裁判員って、どんな仕事するの?(刑事手続の流れ、これだけおさえて!―逮捕から公判、上訴まで;裁判員裁判の公判手続の流れ(1)―最初に行われるのは、冒頭手続 ほか)
第3章 知っておきたい裁判の1.2.3(犯罪とは?犯罪の要件のおさらい―何が犯罪になるかは、あらかじめ法律で定められています;共犯、教唆、幇助、不作為―何もしないことが、罪になることがある! ほか)
第4章 あなたが扱う事件のあれこれ(殺人罪―法定刑は、死刑又は無期懲役若しくは5年以上の懲役;傷害致死罪―殺意の有無で量刑が大きく変わってきます ほか)
著者等紹介
吉田繁實[ヨシダシゲミ]
弁護士(第二東京弁護士会所属)。学習院大学法学部法学科卒業。現在、城山タワー法律事務所に在籍。第二東京弁護士会副会長、桐蔭横浜大学法科大学院客員教授を務める。法科大学院では「刑事弁護活動」を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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