内容説明
本書では、有力な戦国武将六十六人を選び出し、激動する時代のなかでどう生き、どう死んでいったのか。もっとも興味深いエピソードを中心に、コンパクトにまとめてみた。さらに人間関係を示す相関図、戦いの状況がひと目でわかる合戦地図などを多用し、見て楽しむことができるようにした。
目次
川中島の戦い―竜虎相搏つ激戦のゆくえ
戦国の梟雄早雲の野望―関東の覇権をめぐる戦いの経緯
中国地方の覆道―毛利・尼子・大内の戦いはどうなったか
毛利元就の息子たち―戦国時代を生きた毛利一族の命運
中国・山陰の雄―毛利・尼子に翻弄された武将たちの最期
織田信長と家臣団―「天下布武」の下に戦った武将たちの足跡
天下統一の先駆け―信長を取り巻く長きにわたった反目の結末
信長と裏切り―主君にそむかざるを得なかった悲劇
室町幕府の終焉―幕府をめぐる武将たちの末路
賎ヶ岳の戦い―信長の後継者争いの行くすえ
豊臣の五奉行―政権を支えた秀吉の忠臣たちの道程
豊臣秀吉と家臣団―天下統一を成し遂げた武将たちのその後
関ヶ原の戦い―天下分目の攻防に挑む武将の終幕
大坂の陣―豊臣政権の終わりと家康の終生
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
1935年、北海道函館市生まれ。ノンフィクション作家。染織文化研究家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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