感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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P.447 あとがき つまり、「宿命」と「使命」とは表裏であり、「宿命」は、そのまま、その人固有の尊き「使命」となる。ならば、広布に生き抜く時、転換できぬ「宿命」など絶対にない。 皆が、地涌の菩薩であり、幸福になる権利がある。皆が、人生の檜舞台で、風雪の冬を陽光の春へ、苦悩を歓喜へと転ずる大ドラマの主人公であり、名優であるのだ。2022/06/25
Norimasa Saito
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「新・人間革命」の完結。再読。読むたびに新しい発見がある。自分自身が覚醒する思い。1981年からの本格的な反転攻勢から1991年宗門との完全決別する「魂の独立」。そして、ゴルバチョフ、マンデラ、キッシンジャー、カストロ等世界各国の要人識者との対話を通して文明間の対話を訴えていく山本伸一の平和の闘争に驚嘆する。20世紀最高の文学と言われている「失われた時を求めて」が400字原稿用紙1万枚。「新・人間革命」は1万5千枚。世界一の壮挙。現代の課題を解決するカギが本書には全て収まっている。2021/09/10
★320★
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信仰や平和というテーマももちろんだけど、それら全ての出発点は師弟なんだということを感じた。池田先生の戸田先生に対する在り方は、初めて出会い弟子として生きる腹を決めた日から、今なおまったく変わらず、師の言葉を現実にする戦いなんだと感じました。 心の師とはなるとも心を師とせざれ の文を知りながら決意ができない、自身の惰性を断ち切れない状況です。 それでも、思い立ったら都度決意して、少しでもゆっくりでも弟子の生き方の一分を現していけるいきかたをしようと決意できました。 一生で何度も読みたいと思います。2022/06/24