感想・レビュー
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aki
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日蓮の五大部のひとつ『報恩抄』の現代語訳。日蓮正宗と袂(たもと)を分かった後の創価学会教学の現状が伺えておもしろい。日蓮系の主流である身延派教学と富士門流の教学は水と油の関係にあるが、両者とも、それなりに首尾一貫している。ところが、新たな創価学会教学は身延派教学でも大石寺流の日寛教学でもない、どっちつかずのものになっている。鳥でもない、獣でもないコウモリのようなもので、整合性がとれていない。「釈尊を久遠実成の仏ならしめた根本の法である南無妙法蓮華経を本尊とすべきであると示された」(解説)に仰天したわ。2018/07/30
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- 和書
- 農地六法 〈令和3年版〉