目次
荷風のフランス―『ふらんす物語』再読
藤村のフランス
横光利一のフランス―『旅愁』をめぐって
金子光晴のフランス―『ねむれ巴里』
高村光太郎のフランス―あるイデアリストの詩と真実
藤田のフランス―仮面の道化、嗣治からレオナルドへ
岡本太郎のフランス―『母子叙情』、そのむす子の「爆発」胚胎の場
与謝野寛・晶子のフランス―君も雛罌栗われも雛罌栗
佐伯祐三のフランス―巴里に魅せられた画家の生と死
著者等紹介
滝澤壽[タキザワヒサシ]
信州大学人文学部教授(フランス語学・フランス文学)。1944年、長野県中野市生まれ。1973年、京都大学文学研究科博士課程(フランス語学・フランス文学専攻)中退。十九世紀フランス・レアリスム小説を専攻、同時に日本とフランスとの関わり、とりわけ両国を巡る比較文化論に関心を抱く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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