内容説明
本書は専門用語の使用をなるべく少なくし、ビジネスの現場で日夜陣頭指揮をとっておられる中小企業の社長さんや幹部の方々に、ごく自然にＩＴ活用の必要性と自分の役割を認識して戴くことを念頭に置いている。本書を読んでもパソコンが使えるようになったり、インターネットに強くなったりはしない。そんなことより、ＩＴ化を進める上で、経営幹部としてどうしても関与しなければならない仕事、知っておかなければならない事柄に絞って解説している。本書で指摘した諸事項を確認していただくため、巻末に「ＩＴ化チェックリスト」を載せた。またＩＴ化に関連してしばしば使われる言葉を抜粋し、巻末に用語集として整理した。
目次
第１章 中小企業とＩＴの壁
第２章 ＩＴ化はトップの仕事
第３章 技術は人に任せなさい
第４章 システムは人が作る
第５章 ＩＴ投資効果は測れるか
第６章 失敗しないアウトソーシング
第７章 業務改革がＩＴ化の前提
第８章 ＩＴ化には戦略が必要
著者等紹介
横山さだお［ヨコヤマサダオ］
千葉大学理学部卒業。全日本能率連盟認定マネジメント・コンサルタント。日本経営士会認定経営士、横山経営研究所代表。敬愛大学経済学部非常勤講師。ＩＴ系シンクタンクに３０数年勤務。科学技術分野のシステムアナリスト、基幹情報システム開発リーダー、国家プロジェクト「中小企業向け経営情報活用支援システム」開発リーダー、経営企画部門責任者、株式上場責任者などを務める。この間、（社）情報サービス産業協会のビジョン委員、行政情報化委員、技術委員、国際委員などを歴任。現在は経営コンサルティング、講演、執筆活動の傍ら、大学講師としてＩＴサービス産業論、情報活用演習などを担当。経営情報学会、日本ベンチャー学会、日本シミュレーション＆ゲーミング学会、日本ビジネス・マネジメント学会、各会員
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