内容説明
気象予報士が語る台風の実態。それにまつわる予報、報道、防災のあり方など、この1冊で台風がわかる。
目次
第1章 台風22号、接近!―NHK気象報道の現場より(史上最強の台風、静岡県に上陸;気象「情報」から気象「報道」へ;気象キャスターの仕事)
第2章 台風はなぜ日本にやってくるのか?―台風発生と進路決定のメカニズム(台風の構造と発生条件;台風が生まれ、衰えるまで;台風はなぜ移動するのか;さまざまな台風の種類;台風の定義と命名方法;「2004年」のわけ)
第3章 気象災害としての台風を知る―台風情報の用語、もたらされる災害について(台風予報の基礎知識;台風がもたらす被害)
第4章 台風と向き合う人々の営為―古来の防災・治水から最新の観測技術まで(台風から身を守る先人たちの工夫;命・財産を守る治水の闘い ほか)
第5章 防災と自己責任―災害情報のリテラシーについて(災害情報の意味;避難勧告の適時性;知識による自己防衛;台風被害のこれから)
著者等紹介
渡辺博栄[ワタナベヒロヒデ]
1954年7月21日、秋田生まれ。気象予報士。1973年に(財)日本気象協会に入る。気象解説を専門として、NHK「おはよう日本」やNHKラジオ、民放ラジオを担当。1999年から4年間、NHK「週刊こどもニュース」にお天気おじさんとして登場、わかりやすい解説と純朴なキャラクターでお茶の間の人気者になる。現在はNHK総合テレビで、正午前に放送される平日の気象情報を担当している
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