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台風―気象報道の現場より

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784410138980
  • NDC分類 451.5
  • Cコード C0044

内容説明

気象予報士が語る台風の実態。それにまつわる予報、報道、防災のあり方など、この1冊で台風がわかる。

目次

第1章 台風22号、接近!―NHK気象報道の現場より(史上最強の台風、静岡県に上陸;気象「情報」から気象「報道」へ;気象キャスターの仕事)
第2章 台風はなぜ日本にやってくるのか?―台風発生と進路決定のメカニズム(台風の構造と発生条件;台風が生まれ、衰えるまで;台風はなぜ移動するのか;さまざまな台風の種類;台風の定義と命名方法;「2004年」のわけ)
第3章 気象災害としての台風を知る―台風情報の用語、もたらされる災害について(台風予報の基礎知識;台風がもたらす被害)
第4章 台風と向き合う人々の営為―古来の防災・治水から最新の観測技術まで(台風から身を守る先人たちの工夫;命・財産を守る治水の闘い ほか)
第5章 防災と自己責任―災害情報のリテラシーについて(災害情報の意味;避難勧告の適時性;知識による自己防衛;台風被害のこれから)

著者等紹介

渡辺博栄[ワタナベヒロヒデ]
1954年7月21日、秋田生まれ。気象予報士。1973年に(財)日本気象協会に入る。気象解説を専門として、NHK「おはよう日本」やNHKラジオ、民放ラジオを担当。1999年から4年間、NHK「週刊こどもニュース」にお天気おじさんとして登場、わかりやすい解説と純朴なキャラクターでお茶の間の人気者になる。現在はNHK総合テレビで、正午前に放送される平日の気象情報を担当している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

43
台風の本というものが案外少ない、と書いたのは荒川秀俊博士だった。これは専門的知識を必要としない台風本として貴重。TVの気象キャスターに、言葉に注意する苦労があるとは知らなかった。一言で、避難する・しない、ひいては人命が左右されるかもしれないからである。刊行前年の2004年の台風災害を多く引いているが、今はさらに観測技術も変化しているかもしれない。2018/04/01

Yoshihiko Nakade

2
台風シーズンを前に、台風の発生や進路決定のメカニズムや台風による被害、台風に対する古今の対応策などのおさらいとして読んだ。個人として台風(だけでなく他の災害にも)どう向き合っていくか、行政はどのように対応していくべきか、大型の気象災害が多発するなか、参考になることがいろいろとあった。2014/09/02

くらーく

1
台風10号は、常識はずれだなあ、と実感。現場ならではの記述が豊富で面白く読了。2016/09/03

1
台風発生のメカニズムや季節によって進路の違いなど、ネットでも説明を読んでいるけどこうやって本にまとめてもらった方がよりわかりやすかった。図もあるのでとっつきやすい。2012/11/04

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