誇り高く優雅な国、日本―垣間見た明治日本の精神

カリージョ，エンリケ・ゴメス【著】〈Ｃａｒｒｉｌｌｏ，Ｅｎｒｉｑｕｅ Ｇ´ｏｍｅｓ〉/児嶋 桂子【訳】

人文書院（2001/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784409540619
• NDC分類 210.6
• Cコード C1039

内容説明

東洋の不思議な小国。詩歌を愛し、礼節を重んじ、義のために死す。その精神の成り立ちに触れた、驚くべき記録。

目次

東京
吉原
雄々しき魂
太刀
社寺
サムライ
洗練された精神
ハラキリ
詩歌
女性
山水
貧困
名誉の規範
笑い

著者等紹介

児嶋桂子［コジマケイコ］
１９４４年東京生まれ。１９６７年上智大学外国語学部スペイン語科卒。１９６７年から７０年まで在グァテマラ日本国大使館勤務。グァテマラに在住して、マヤなどラテン・アメリカの歴史・考古・民族・民俗関係の文書の翻訳に従事している
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感想・レビュー

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[ふみすむ]

作者カリージョがスペイン人のために、我々日本人が目を通して多少大袈裟だと感じる表現や、明らかに誤りだとわかる記述もあったが、海外から見た日本の景色がカリージョの強烈な情熱をもって描かれていたので、新鮮な視点に触れることができた。カリージョが現代の日本を見たら何を思うだろうか。カリージョのような、日本に親しみをもち日本を愛してくれる外国人が増えるように、将来日本の美しさを海外に発信する人間になりたい。

2011/07/31