黄金と百足 - 鉱山民俗学への道

黄金と百足 - 鉱山民俗学への道

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409540459
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0039

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニシムラサキ

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民俗学を鉱山との関係によって紐解いている。具体的に現地調査や聞き取りをし、名前や地名をヒントに思考を積み上げている。気の利いた表現がある訳ではないが、下手な神仏の解説書よりよほど説得力がある。鍛冶を頭に入れておくと、訳の分からぬ神仏の性質も整理し易い。神仏に興味のある者はスピリチュアルもよいが、若尾氏の様な冷徹な思考も必要であろう。結論の出なかった事柄に関しては断定しない文章にも好感が持てた。2014/12/11

Ami

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鉱山には百足、蛇、鬼の名がつくという。鉱物の種類や採掘手法の違いから百足、蛇と呼び名が付いたと著者は推察する。鬼は鍛冶師の意。毘沙門天の遣いは百足で(しかも手にするアイテムは向手(むかで))、弁財天の遣いは蛇。どちらも財宝をもたらす神。鉱山民俗学は興味深いです。2018/02/03

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