革命キューバの民族誌―非常な日常を生きる人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409530467
  • NDC分類 389.591
  • Cコード C3039

出版社内容情報

経済危機を乗り越えるための社会主義革命の理想が、妥協を強いられた「非常期間」のつづくキューバで、理想と現実の間で板挟みになった人びとが自らの人生を生き抜く希望をどう見出しているのかを、ドキュメンタリー制作を含む親密な関係における語りの中から追及する。

【著者紹介】
大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻助教。専攻は、文化人類学(特に、キューバ、移民研究)共著に『ポスト・ユートピアの人類学』(人文書院、2008年)、『コンフリクトから問う-その方法論的検討』(大阪大学出版会、2012年)。自身が監督、撮影したドキュメンタリー映画『キューバ・センチメンタル Cuba Sentimental』(2010年、ゆふいん文化・記録映画祭第四回松川賞受賞)などがある。

内容説明

世界の希望であった革命キューバ―社会主義革命の理想と現実を、「普通の人びと」はどう受けとめてきたのか。現地で暮らした人類学者が描く、等身大のキューバの姿。

目次

第1章 「新しい人間」をつくる―フィデルとチェの理想と現実
第2章 同志たちの愛と友情―創設フィクションしてのキューバ革命
第3章 平和時の非常期間―ソ連なきあとの非常な日常
第4章 ポスト・ユートピアのアイロニー
第5章 ディアスポラとしての「新しい人間」―『キューバ・センチメンタル』とその後
第6章 アイロニカルな希望

著者等紹介

田沼幸子[タヌマサチコ]
1972年生まれ。国際基督教大学教養学部社会学科在学中、カリフォルニア大学サンディエゴ校への交換留学がきっかけで文化人類学者を志す。2004年、大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。人間科学博士(大阪大学)。2012年より、大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻助教。映像作品に、『キューバ・センチメンタルCoba Sentimental』(2010年、60分。ゆふいん文化・記録映画祭第四回松川賞受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭、ケベック国際民族誌映画祭、ゲッティンゲン国際民族誌映画祭、ハバナ若手映画祭にて入選上映)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カネコ

3
2014/08/17

takao

2
ふむ2017/12/26

Kan T.

0
日常的な物事の描写が最初から最後まで鮮やか。読んで中南米に留学に行きたくなった。2021/03/31

Kazuhiro Nagatani

0
文化人類学者である「サチ」が「外に開く直前のキューバ」で生じる若者の葛藤のようなものを見事に捉えている。アメリカとの国交が回復したことで、調査時よりも数年しか経過していないものの現在のキューバはまた違った様相を示している。文化人類学者に調査されていない場所はない。と教授に言われ、未開の地の調査に憧れていたハタチの自分はシュンとした。しかし、未開の地はなくても、この国のこの時を詳述しなくてはいけないというという時は必ずあり、未来の人類学者にはそれが託されている。ハタチの自分が読んだら希望となったことだろう。2018/07/13

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