紛争の海―水産資源管理の人類学

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409530252
  • NDC分類 663.6
  • Cコード C3039

出版社内容情報

南と北の資源と漁場を巡る紛争、伝統的技術と市場の葛藤、環境汚染、鯨の政治学など共同研究の成果。

内容説明

南と北の海の資源と漁場をめぐり、繰返される紛争と対立。先住民の知識と漁業権の問題から、漁民同士の抗争、鯨をめぐる国際的な政治論争や海洋汚染まで、地域から地球規模に至る現代的な課題にメスを入れる。

目次

序 紛争の海―水産資源管理の人類学的課題と展望
第1部 南の海の漁業紛争と小規模漁業(沖縄におけるパヤオ漁業の発展と紛争の歴史;マラッカ海峡の資源をめぐるコンフリクト―華人漁村パリジャワのかご漁;ダイナマイト漁民社会の行方―南シナ海サンゴ礁からの報告;漁場境界のジレンマ―マダガスカル漁民社会におけるナマコ資源枯渇への対応と紛争回避)
第2部 北の海の水産資源をめぐる紛争と先住民族(トランスボーダー・コンフリクトと先住民族;カナダ極北地域における知識をめぐる抗争―共同管理におけるイデオロギーの相克;カナダ北西海岸におけるサケをめぐる対立―ブリティッシュ・コロンビア州先住民族のケース ほか)
第3部 資源をめぐる政治と環境汚染問題(政治的資源としての鯨―ある資源利用の葛藤;内分泌撹乱物質による海棲哺乳動物の汚染;シベリア・テチャ川流域の放射能汚染と生業―「川の病気」にどのように対処するか ほか)

著者等紹介

秋道智弥[アキミチトモヤ]
1946年生まれ。東京大学理学系大学院人類学博士課程修了。理学博士。国立民族学博物館民族文化研究部教授

岸上伸啓[キシガミノブヒロ]
1958年生まれ。マクギル大学大学院人類学部博士課程修了。文学修士。国立民族学博物館先端民族学研究部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。