石油とナショナリズム―中東資源外交と「戦後アジア主義」

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石油とナショナリズム―中東資源外交と「戦後アジア主義」

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  • サイズ 46判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409520901
  • NDC分類 568.09
  • Cコード C3021

出版社内容情報

戦後の石油危機に民族主義はどう結びついていたのか?



大東亜共栄圏を夢見たアジア主義者にとって石油は何を意味していたのか?



資源ナショナリズムと天皇を中心とした日本民族主義とはいかなるものだったのか?



出光佐三、山下太郎、田中清玄、杉本茂ら「資源派財界人」、保守傍流とされた岸信介、中曽根康弘らの政治家、ブレーンとなった中谷武世の思想と行動を明らかにする。



本書は、戦後日本の「中東」概念を検討し、それが単なる資源保障論に基づく産油国という認識ではなく、戦前のアジア主義が形を変えた資源と密接に結びついた「民族主義」の影響を強くうけていたことを明らかにしたものである。関係者の聞き取りも踏まえ、資源と密接に結びついた「民族系資本」としての石油、資源ナショナリズムについて考察する試み。



◎目次

序章 戦後日本における中東:その定義と概念

第一章:出光佐三とイラン石油

第二章 山下太郎とサウジアラビア・クウェート石油

第三章:田中清玄とアブダビ石油

第四章 杉本茂とアブダビ石油

第五章:中谷武世と中東

補論:通商産業省と石油の自主開発政策

内容説明

本書は、戦後日本の「中東」概念を検討し、それが単なる資源保障論に基づく産油国という認識ではなく、戦前のアジア主義が形を変え、資源と密接に結びついた「民族主義」の影響を強くうけていたことを明らかにしたものである。関係者の聞き取りも踏まえ、「民族系資本」としての石油、資源ナショナリズムについて考察する試み。

目次

序章 戦後日本における中東:その定義と概念
第1章 出光佐三とイラン石油
第2章 山下太郎とサウジアラビア・クウェート石油
第3章 田中清玄とアブダビ石油
第4章 杉本茂とアブダビ石油
第5章 中谷武世と中東
終章
補論 通商産業省と石油の自主開発政策

著者等紹介

レヴェント,シナン[レヴェント,シナン] [Levent,Sinan]
1983年トルコ共和国生まれ。2017~2019年日本学術振興会の外国人特別研究員PDとして立教大学法学部政治学科に在籍。専門、日本政治外交史。現在、アンカラ大学言語歴史地理学部准教授。東洋大学アジア文化研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゼロ投資大学

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日本は石油の大部分を中東からの輸入に依存してきた。安定的な石油資源を確保するために中東外交を展開し、戦後日本の発展に貢献した民間人の活躍を追う。2024/06/16

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