皇室財産の政治史―明治二〇年代の御料地「処分」と宮中・府中

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784409520765
  • NDC分類 323.159
  • Cコード C3021

内容説明

本書は明治二十年代を舞台に、御料地の設置から払い下げなどの「処分」までを、膨大な一次史料をもとに詳細に分析、通覧する。その中心になるのは、長州勤王の志士として活動し、維新後は官僚、政治家となった品川弥二郎。これまで光のあたらなかった明治の「もうひとつの政治」を初めて明らかにする、画期的研究。

目次

第1部 明治二〇年代の御料地認識形成条件(「皇室財産設定論」に見る御料地認識;品川弥二郎と明治一七、八年の「宿志」)
第2部 明治二〇年代の御料地「処分」(御料鉱山の払下げ―御料地と鉱工業政策・財政政策;御料地事業拡大の法制度的根拠―明治二四年の「皇室会計法」制定;静岡支庁管下御料林「処分」をめぐる諸問題―御料林と製糸業奨励政策;北海道御料林除却一件―御料地と国土保全政策)
明治立憲制の中の皇室財産

著者等紹介

池田さなえ[イケダサナエ]
1988年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(文学)。現在、京都大学人文科学研究所助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋津

2
凄い。皇室財産のうち不動産である「御料地」を取り上げ、単に皇室の財源(収益)としてではなく、殖産・地方自治の基盤強化といった行政上の課題解決、また、御料局長であった品川弥二郎が携わった鉱山払下げの事例に見られるような、政敵の政治資源拡大阻止への利用など、「モノ」としての御料地が持つ様々な政治的な意義を明らかにしている。御料地とそれを巡る制度やアクターの活動、そして「宮中・府中」関係を考える上で、本書は大きな意義を持つと感じた。2019/06/29

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