枢軸―ベルリン・ローマ・東京一九一九-一九四六年

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枢軸―ベルリン・ローマ・東京一九一九-一九四六年

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  • サイズ B5判/ページ数 530p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409511091
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C1022

出版社内容情報

ファシズムのグローバルヒストリー



新たな社会的・文化的・地政学的秩序を構想した枢軸国。ファシズムの引力は、いかにして世界をかつてないほどの大規模戦争に引きずり込んだのか。従来の一国史、二国間関係史の枠組みでは捉えきれなかった、枢軸の形成・拡大と世界大戦に至るプロセスを鮮やかに描いた巨編。



◎目次

プロローグ――勝者なき平和 一九一九年春



第Ⅰ部 引力 一九三二-三五年

 第一章 ファシズムがグローバル化する最初の局面 一九三二年秋冬/三三年

 第二章 ファシストの戦争――エチオピア戦争と枢軸の帝国的連結 一九三五年冬/三六年



第Ⅱ部 協力 一九三六-三九年

 第三章 防共協定と枢軸のグローバル化 一九三六年秋

 第四章 旅するファシストたち――帝国の周辺と政治の美学化 一九三八年春



第Ⅲ部 拡大 一九四〇-四二年

 第五章 ドイツの電撃戦、東アジアの新秩序、日独伊三国同盟条約 一九四〇年春夏

 第六章 総力戦と世界新秩序 一九四一年末/四二年初頭



エピローグ――裁判とファシストの世界的共謀 一九四六年春秋

おわりに――ベルリン・ローマ・東京枢軸 ファシズムとパーフェクト・ストーム


【目次】

はじめに



プロローグ――勝者なき平和 一九一九年春

 1 オルランドの涙と新たな国際秩序

 2 新外交――ウィルソンという契機と近衛の反応

 3 失われたチャンス

 4 ドイツの不在

 5 遅れてきた国とファシズム革命

 6 ヒトラー、近衛、ムッソリーニ――「新しい男たち」の登場と「プロレタリア国家」の提唱

 7 平和とその挫折、そして20世紀の歴史



第Ⅰ部 引力 一九三二-三五年



第一章 ファシズムがグローバル化する最初の局面 一九三二年秋冬/三三年

 1 ローマの普遍性

 2 日本のファシズム・ブーム

 3 ナチスの台頭とヴァイマル共和国の終焉

 4 独自の道を進む日本

 5 権力の座で

 6 グローカル・ファシズムの発生



第二章 ファシストの戦争――エチオピア戦争と枢軸の帝国的連結 一九三五年冬/三六年

 1 ローマのクリスマス

 2 日本の連帯

 3 ドイツの利益

 4 植民地主義から見た宥和政策の起源

 5 満洲の衝撃

 6 ファシストの戦争指導と植民地空間

 7 プロレタリア帝国主義

 8 帝国的連結



第Ⅱ部 協力 一九三六-三九年



第三章 防共協定と枢軸のグローバル化 一九三六年秋

 1 防共協定

 2 東京におけるファシストの反乱

 3 三国関係の始まり――枢軸の誕生

 4 スペイン内戦と西安事件

 5 イタリアの加盟――枢軸のグローバル化



第四章 旅するファシストたち――帝国の周辺と政治の美学化 一九三八年春

 1 グローバル・ファシズムとその劇場

 2 全面的な拡大――中国における戦争

 3 聖戦博覧会におけるファシスト党親善使節団

 4 ファシズムの祭典

 5 汎アジア主義に熱心なヨーロッパのファシストたち

 6 ミュンヘン――宥和政策のピーク



第Ⅲ部 拡大 一九四〇-四二年



第五章 ドイツの電撃戦、東アジアの新秩序、日独伊三国同盟条約 一九四〇年春夏

 1 フランスの敗北

 2 ヨーロッパでの戦

内容説明

新たな社会的・文化的・地政学的秩序を構想した枢軸国。ファシズムの引力は、いかにして世界をかつてないほどの大規模戦争に引きずり込んだのか。ファシズムのグローバルヒストリー。従来の一国史、二国間関係史の枠組みでは捉えきれなかった、枢軸の形成・拡大と世界大戦に至るプロセスを鮮やかに描いた巨編。

目次

プロローグ―勝者なき平和 一九一九年春
第1部 引力 一九三二‐三五年(ファシズムがグローバル化する最初の局面 一九三二年秋冬/三三年;ファシストの戦争―エチオピア戦争と枢軸の帝国的連結 一九三五年冬/三六年)
第2部 協力 一九三六‐三九年(防共協定と枢軸のグローバル化 一九三六年秋;旅するファシストたち―帝国の周辺と政治の美学化 一九三八年春)
第3部 拡大 一九四〇‐四二年(ドイツの電撃戦、東アジアの新秩序、日独伊三国同盟条約 一九四〇年春夏;総力戦と世界新秩序 一九四一年末/四二年初頭)
エピローグ―裁判とファシストの世界的共謀 一九四六年春秋

著者等紹介

ヘディンガー,ダニエル[ヘディンガー,ダニエル] [Hedinger,Daniel]
チューリッヒ大学で博士号を取得後、ベルリン・フンボルト大学およびミュンヘン大学(LMU M¨unchen)で研究に取り組み、ミュンヘン大学に教授資格論文を提出。現在、ライプツィヒ大学グローバル動態研究センター(Leipzig Research Centre Global Dynamics)研究員。東アジアとヨーロッパの近現代史について、グローバル・ヒストリー、間帝国史、ファシズム、植民地主義などの観点から幅広く研究している

清水雅大[シミズマサヒロ]
横浜市立大学大学院国際総合科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。現在、帝京大学経済学部准教授。専門は国際関係史、日独関係史

山本晶子[ヤマモトアキコ]
慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了、修士(史学)。現在、同大学院後期博士課程在籍、日本学術振興会特別研究員(DC2)。専門は日本近現代史、日独関係史

山根徹也[ヤマネテツヤ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、横浜市立大学国際教養学部教授。専門はドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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