出版社内容情報
複数形のモダニティが競合する20世紀ヨーロッパ、その像を生き生きとした描写で描く
-----復興、冷戦、植民地帝国の終焉、統合、そして世紀末の新たな挑戦を俯瞰する。
「20世紀ヨーロッパの経験は,その極端なまでの変転のゆえに,受難と自己破壊のドラマから,礼節ある文明(シヴィリティ)と繁栄のそれにいたる無類の物語を提供してくれる。」(「はしがき」より)
◎下巻目次
第Ⅲ部 驚きの復興 1945-1973
第一五章 民主主義的刷新
第一六章 お仕着せの共産主義
第一七章 冷戦危機
第一八章 期待はずれの脱植民地化
第一九章 経済統合
第二〇章 ポップと繁栄
第二一章 社会改良の計画化
第Ⅳ部 グローバル化に向き合う 1973-2000
第二二章 近代性への反乱
第二三章 ポスト工業化への移行
第二四章 デタントへの回帰
第二五章 平和革命
第二六章 東を作り変える
第二七章 グローバル・チャレンジ
第二八章 二一世紀への展望
終章 鍛え直された近代性
注
訳者解説
人名索引
事項索引
内容説明
複数形のモダニティが競合する20世紀ヨーロッパ、その像を生き生きとした描写で描く。―復興、冷戦、植民地帝国の終焉、統合、そして世紀末の新たな挑戦を俯瞰する。
目次
第3部 驚きの復興 1945‐1973(民主主義的刷新;お仕着せの共産主義;冷戦危機;期待はずれの脱植民地化;経済統合 ほか)
第4部 グローバル化に向き合う 1973‐2000(近代性への反乱;ポスト工業化への移行;デタントへの回帰;平和革命;東を作り変える ほか)
終章 鍛え直された近代性
著者等紹介
ヤーラオシュ,コンラート・H.[ヤーラオシュ,コンラートH.] [Jarausch,Konrad H.]
1941年生まれ。ウィスコンシン大学PhD。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校ラーシー・ヨーロッパ文明教授。専門はドイツ近現代史、ヨーロッパ現代史
橋本伸也[ハシモトノブヤ]
1959年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。博士(教育学)。現在、関西学院大学文学部教授。専門はロシア・東欧史、メモリー・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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