早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書<br> すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み

個数:

早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書
すれ違う歴史認識―戦争で歪められた歴史を糺す試み

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 22時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409510919
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3022

出版社内容情報

戦争から何も学ばなかったのか?

――大本営発表をさらに粉飾した新聞、戦後はびこったねじ曲げられた戦記、日系人の虚像、私たちは共有されず遠のく戦争責任にどう向きあうか?



日本の植民・占領支配を受けた地域・国の人びととの交流のためには、日本が戦争中になにをし、戦場となった人びとの心になにを残したのか、さらに戦後どういう歴史観をもって戦争責任・戦後責任に向かいあったのかを考える必要がある。…本書では、占領地で発行された新聞、戦場体験者の戦記を糺す試み、戦後現地に残された日系人を事例に考察を深める。

そして、「戦記を糺す試み」とは逆の流れがあったことを示す。(「序」より)



◎目次

第1章 新聞と戦争-大本営発表をさらに粉飾

 第1節 日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞

 第2節 『ボルネオ新聞』(一九四二-四五年)を読む



第2章 「戦記もの」の挑戦-大量死と敗戦

 第1節 「戦記もの」を書くということ

 第2節 戦場体験者の戦記を糺す試み



第3章 日系人の虚像からの解放-共有されない歴史

 第1節 引きつづく「ベンゲット移民」の虚像

 第2節 「ダバオ国」の虚像

 補論:蒲原広二と古川義三の姓名の読み



第4章 遠退く戦争責任-すれ違う歴史認識

 第1節 日英豪の戦争メモリアル(ラブアン島)

 第2節 アキヒト皇太子・天皇のフィリピン訪問

内容説明

―大本営発表をさらに粉飾した新聞、戦後はびこったねじ曲げられた戦記、日系人の虚像、私たちは共有されず遠のく戦争責任にどう向きあうか?戦争から何も学ばなかったのか?

目次

第1章 新聞と戦争―大本営発表をさらに粉飾(日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞)
第2章 「戦記もの」の挑戦―大量死と敗戦(「戦記もの」を書くということ;戦場体験者の戦記を糺す試み)
第3章 日系人の虚像からの解放―共有されない歴史(引きつづく「ベンゲット移民」の虚像;「ダバオ国」の虚像)
第4章 遠退く戦争責任―すれ違う歴史認識(日英豪の戦争メモリアル(ラブアン島)
アキヒト皇太子・天皇のフィリピン訪問)

著者等紹介

早瀬晋三[ハヤセシンゾウ]
1955年岡山県津山市生まれ。1980年東京大学文学部東洋史学科卒業。1984年西豪州マードック大学Ph.D.。現在早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。専門、海域東南アジア民族史、近現代アジア・日本関係史。著書に、『海域イスラーム社会の歴史―ミンダナオ・エスノヒストリー』(岩波書店、2003年。第20回「大平正芳記念賞」受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品