黄金の華の秘密 (新装版)

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黄金の華の秘密 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409330579
  • NDC分類 166.3
  • Cコード C0011

出版社内容情報

ヴィルヘルムの紹介によってユング思想に新たな展開をもたらした道教の瞑想の書。ユングの詳細な心理学的解説を付す。中国の道教の瞑想の書の完訳版。R・ヴィルヘルムのドイツ語訳によって余りにも有名になったこの書は、無意識の素材としても貴重で、ユングが自分の思想を形成するきっかけにもなった。そのユングの序文もつけ、注と解説充実し、一般的な理解を可能にした名著の新装版。

第二版のための序文 C・G・ユング
第五版のための序文 ザロメ・ヴィルヘルム
リヒアルト・ヴィルヘルムを記念して C・G・ユング
ヨーロッパの読者のための注解 C・G・ユング
 序論
 基礎概念
 道の諸現象
 対象からの意識の離脱
 完成
 結論

ヨーロッパのマンダラの例 C・G・ユング
太乙金華宗旨の由来と内容 リヒアルト・ヴィルヘルム
一 本書の由来
二 本書の心理学的・宇宙論的前提

太乙金華宗旨
第一章 天心
第二章 元神・識神
第三章 回光守中
第四章 回光調息
第五章 回光差謬
第六章 回光徴験
第七章 回光活法
第八章 逍遥訣
第九章 百日立基
第十章 性光識光
第十一章 坎離交媾
第十二章 周天
第十三章 歓世歌

慧命経
一 漏尽
二 六候
三 任脈と督脈
四 道胎
五 出胎
六 化身
七 面壁
八 虚空粉砕

訳者解説
1 ユングとヴィルヘルムの出会い
2 太乙金華宗旨と呂祖師
3 思想的内容と心理学的視点
4 本書の内容と邦訳について

C・G・ユング[カール グスタフ ユング]
著・文・その他

R・ヴィルヘルム[リヒアルト ヴィルヘルム]
著・文・その他

湯浅 泰雄[ユアサヤスオ]
翻訳

定方 昭夫[サダカタアキオ]
翻訳

内容説明

ヴィルヘルムの紹介によってユング思想に新たな展開をもたらした道教の瞑想の書。ユングの詳細な心理学的解説を付す。

目次

リヒアルト・ヴィルヘルムを記念して(C・G・ユング)
ヨーロッパの読者のための注解(C・G・ユング)
ヨーロッパのマンダラの例(C・G・ユング)
太乙金華宗旨の由来と内容(リヒアルト・ヴィルヘルム)
太乙金華宗旨
慧命経

著者等紹介

湯浅泰雄[ユアサヤスオ]
1925年生まれ。2005年逝去。1949年東京大学文学部卒、文学博士

定方昭夫[サダカタアキオ]
1944年生まれ。1978年上智大学大学院文学研究科博士課程修了。長岡大学勤務を経て、フリーランス心理学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Gotoran

50
中国道教の瞑想の書(光が象徴的な『太乙金華宗旨』と清朝時代に著された道教内丹法の実用書『慧命経』)を中国研究者のR.ヴィルヘルムが翻訳し、ユングが深層心理学的視点から考察・解説を加えている。個性化過程に沿った内容であるも、一読程度では理解はできないが、ユング心理学が東洋思想と親和性があることを認識することができた。巻末の訳者解説が大変詳しく、非常に有難かった。2020/12/24

roughfractus02

10
17世紀の道教の瞑想の書『黄金の華の秘密』(「太乙金華宗旨」)のヴィルヘルムの独訳に著者の序文と解説を付した本書は、西洋人の東洋思想受容の困難の中で深層心理から接近する実践である。生じるままにする「無為」を、著者は行為することなく行為すると解してエックハルトの自己放下と比較する。また、「黄金の華」にマンダラを重ね、意識と生命を統合する心の維持での円イメージの必要を語り、本来的自己へ向かう「個性化」を「真人」を受胎する「道」と対照する。背景には、意識の因果性では捉えられない無意識の共時性の探求が垣間見える。2021/05/24

清水聖

1
祖母が亡くなって2週間程後の読了。人より手と頭を強くしろと昔に言っていた。真理だ。手(指)と頭(脳)は人間の「長所」だから。お節介な人だったから、色んな人のそれぞれが、同じように祖母とのコミュニケーションを反芻して泣き笑いして、双方向のラインが輝いている。これがきっと「黄金の華」。死は完成。 目的があって果たされる。道は環になる。カオスに帰り戻ってくる。命も環になる。見えない輝きがいつでもどこでも環をつくる。質量保存の法則的な精神保存の法則もあるんじゃないかと。少なくとも認識できるんじゃないかと思う今。2021/09/27

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